UFC95の感想
2009年 02月 27日
ダン・ハーディー○-×ロリー・マーカム(1R KO)
豪快なパンチの応酬から、フックでダウンを奪ったハーディーがKOでUFC2連勝。CAGE FORCEでベルトを獲った吉田が苦戦している一方でベルトを獲れなかったハーディーが好調というのも変な感じだが、えてしてこんなものなのか。
マイク・シエスノレビッチ○-×ニール・グローブ(1R ヒールホールド)
足関節の奪い合いというUFCには珍しい展開の末、シエスレノビッチが秒殺一本勝ち。とはいえ画面で見る限り会場がそれほど沸いている様子はなく、やはり欧米のファンには伝わりにくい内容だったか。
ジュニオール・“シガーノ”・ドス・サントス○-×ステファン・ストルーベ(1R KO)
開始からガンガン圧力をかけたサントスが一方的にストルーベを殴り続け、秒殺KO。レスナー・ミア・クートゥアー・ノゲイラの先頭グループが一回りした後の展開が見えづらいヘビー級戦線で台風の目となれるか?
ジョシュ・コスチェック×-○パウロ・チアゴ(1R KO)
オーバーフックで主導権を握ったコスチェックがガンガン攻め込むも、飛び込んだところにアッパーとフックを叩き込まれ大逆転のKO負け。これでトップ戦線から脱落か。ちょっと勿体無い負け方だったなあ・・・。
デミアン・マイア○-×チェール・ソネン(1R 三角絞め)
マイアが反り投げのようなテイクダウンからマウント、さらに相手にスイープさせながら三角絞めに移行という完璧なグラウンドコントロールで一本勝ち。試合に占めるボクシングとレスリングの要素がどんどん強くなっている今のUFCにあって、マイアのスタイルは異質かつ魅力的。早くタイトルマッチに挑戦してほしい。
ネイサン・マーコート○-×ウィルソン・ゴベイア(3R KO)
前半はゴベイアのパンチに押される場面が目立ったマーコートだが、2Rのパウンド連打でペースを奪い返すと、最後は跳びヒザからのラッシュで逆転KO勝利。勝負どころを見逃さずに一気にフィニッシュへ持っていったのはさすが。
アンデウソンに敗れてから地味に連勝を重ねているマーコート、トップ集団相手にもう1勝すればタイトル再挑戦も見えてくるか。もっとも今日のスタイルでアンデウソンと戦っても、結果は変わらないと思うが。
ジョー・スティーブンソン×-○ディエゴ・サンチェス(判定)
最後まで両者一歩も退かない打ち合いを見せたものの、パンチのクリーンヒット数に勝ったサンチェスが判定をものにしてライト級白星発進。いい試合だったけど、KO・一本が連発されていた興行の締めとしては物足りなかった気も。この前のシャークVSグリフィンもそうだったけど、ライト級は「レスリング+ボクシング」の傾向がより顕著だな。
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