「お払い箱外国人」活用の道はあるか。
2008年 11月 21日
さすがに選手を抱えすぎたのか、噂されている親会社の財政状況悪化が影響しているのか、はっきりした原因は分かりませんが、こういうあぶれた人材がまた日本の団体に来ないかなあ、というのを少し考えてみました。
例えばランペイジなんかはPRIDE時代の最後の方は完全にポジションをなくしちゃってましたけど、アメリカに引き抜かれた後、あっという間にUFC王座を獲得しましたよね。層が厚い今のUFCで生き残れなかった選手も、別団体に移れば復活の可能性は十分あるし、受け入れた団体側の活性化にもなるんじゃないかと。ヴェウドゥムやアウレリオがそういう選手に該当するかどうかはコメントを差し控えますが。
PRIDE全盛期を見てきた立場としては寂しい限りですが、実際問題として海外団体との力関係が逆転してしまっている現状を考えると、こうやって「二部リーグ」としての成功の道を探っていくしかないんではないかと。
まあ今はアフリクションという受け皿があるからUFC離脱組も簡単に日本のリングには上がらないだろうし、日本の団体の財政状況が受け皿としての条件を提示できるような環境にあるのか、という根本的な問題はあるんですが。