6年目の正直
2008年 11月 12日
客観的な感想を述べるなら、「4、5年遅いよ」というのが一番妥当なところなんだろう、と思います。今の総合格闘技の水準からして、この2人が技術論としての「名勝負」をできるとは考えにくいし。
とはいえ、これまで何回もすれ違いを繰り返してきた両者がようやく対戦という選択肢を受け入れたことには言いようのない感慨深さがありますし、リング内外で桜庭という人間、田村という人間がそれぞれの生き様を表現してくれることへの期待感は高まってきます。このカードについては「実現することに最大の意義がある」と考えて、とにかく居住まいを正して拝見させてもらうしかないのではないかと。
今年の大晦日については楽しみよりも危機感の方が強いのですが(多くの格闘技ファンが同じ気持ちなのではないかと思っていますが)、こうしてカード発表がされると、やっぱりテンションが上がってきました。素直に「年越しのお祭り」を楽しみたいと思います。