反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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パンクラスの感想

 5年前に国技館で行われた10周年興行は会場で観戦した。満員ではなかったし興行内容も大爆発とまではいかなかったが、メインでは近藤が菊田を破ってライトヘビー級のベルトを奪取。「これからのパンクラス」を期待させるには十分な内容だったと思う。
 あれから5年。GRABAKAは離脱し、近藤は低迷から抜け出せず、外国人選手の確保もままならないパンクラスが、15周年記念興行を後楽園ホールで迎えざるを得ない状況には、少々寂しさを感じる。(新興団体が次々参入しては消えていく中、老舗として活動を続けているだけで評価すべきなのかもしれないけど。)

AB×-○マキシモ・ブランコ(1R KO)
 「バスターでKO」と聞いてランペイジみたいな映像を期待してたんだけど、あまり高く上がっているわけでもなく拍子抜け。とはいえ、ブランコの積極性は非常に買い。さすがにこの試合時間で戦極に上げるのは早いだろうから、もう少し経験をつんでほしい。ていうか今のパンクラスの層の薄さを考えると、少し頑張ればタイトル戦線まで浮上しちゃいそうだし。

金原弘光×-○金井一朗(判定)
 1Rの金原のダウンは「金井がうまく当てた」というより「金原、打たれ弱くなってるなあ」という感想が先に浮かんでしまう。金井もこの後が攻めきれず、結局判定で勝利。金原は終了間際にダウンを奪い返したので、試合時間がもうちょっとあれば、というところか。

大石幸史○-×小谷直之(判定)
 小谷も下からよく仕掛けていたとは思うが、終始上をキープした大石が判定勝ち。金原VS金井もそうだが、スカッとした勝ち方をする選手もいなければ気持ちのいい負け方をしてくれる選手もいない、という点にパンクラスの盛り上がらなさが集約されている気がする。

KEI山宮×-○川村亮(判定)
 開始直後に仁王立ちのまま山宮を睨み付ける川村の姿には、思わず見入ってしまった。
 試合の方は徹底したスタンドの殴り合いの末、2Rに片腕クリンチからのアッパー連打でリードを奪った川村が勝利、リベンジとライトヘビー級戴冠に成功。川村がスタンドでの打ち合いを仕掛けてきたのは山宮にとって有利だったはずだけど、川村が気迫で完全に上回ってみせたという感じ。
 苦しい状態の続いているパンクラスだけど、15周年興行のメインで、しっかりした内容の末に生え抜きの川村がベルトを巻いたことは一筋の光明と言っていいのでは。川村はベルトを手土産に、戦極へ再出陣か?
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by nugueira | 2008-10-31 23:03 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)