UFC89の感想
2008年 10月 23日
ダン・ハーディー○-×郷野聡寛(判定)
微妙な差ではあったものの、1Rがハーディー、2・3Rは郷野が取ったと思うんだけどなあ。郷野は久しぶりの試合で動きが硬かったのか、序盤は調子がいいときの「際のディフェンス」ができず、細かいパンチをもらってしまったのが残念。
ポール・ケリー×-○マーカス・デイヴィス(2R フロントチョーク)
パンチで優勢に試合を進めたデイヴィスが、最後は相手がタックルに来たところをギロチンに捕らえて一本。初めて試合を見たけど、なかなかバランスの取れたいい選手。
ラミュー・ソクジュ×-○ルイス・ケイン(2R TKO)
ソクジュが速い踏み込みからのアッパーで先手を取るものの、いつものような猛ラッシュにはつながらず次第に失速。解説も指摘してたけど、膝を痛めてたのだろうか。結局徐々に盛り返したケインが、パンチでダウンを奪ってからパウンド連打で逆転勝利。ソクジュはこれでUFC1勝2敗。契約解除されて日本に戻ってこないかな。
キース・ジャーディン○-×ブランドン・ベラ(判定)
お互いに手数が互角、しかも攻めが単発というどうしようもない展開の末、スプリット判定でジャーディンが勝利。この内容じゃふたりとも上位戦線への浮上は望めないか。
マイケル・ビスピング○-×クリス・レーベン(判定)
手数とプレッシャーではレーベン、正確性ではビスピングが上回り、まあ妥当な判定に。
最初から豪華カードとは言い難いラインナップだったけど、内容もやや消化不良の試合が多かった感じ。来月のクートゥアーVSレスナーに期待。