反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

DREAM.6観戦記④

青木真也○-×トッド・ムーア(1R 裸絞め)
 煽りVの青木の「(秋山は)魔王というより小悪党」発言には爆笑、かつ納得。やはり青木は頭がいい。
 試合の方は、あっさりバックマウントを取った青木が、得意の背中に張り付いたポジションから裸絞めを極めて一本。求められた仕事をきっちり果たした、という感じ。
 ちなみにムーアが煽りVの中で「青木は俺の州でも有名なんだ」と発言し、入場の際も州旗らしきものを持っていたんだけど、あれ何州?

ミルコ・クロコップ△-△アリスター・オーフレイム(ノーコンテスト)
 ミルコの入場には大歓声が上がるが、どちらかというとアリスターの自信満々な表情の方が印象的。
 序盤から組み付いてこようとするアリスターの圧力をミルコは捌ききれず、テイクダウンに成功。アリスターはパウンドをコツコツと入れ続けミルコを出血させる。ミルコは相変わらずクローズドガードから手首をつかむディフェンスで、UFCでの失敗が活かせていない感じ。
 完全にアリスターペースで試合が進んでいた中、ヒザ蹴りがローブローに入りミルコが悶絶。結局回復はならず、ノーコンテストという結果に。勝負興行の目玉の試合がこういう結果になっちゃうのが、DREAMの引きの弱さなんだよなあ・・・。
 試合自体は、仮にローブロー無しであのまま続いていたとしてもアリスターが勝っていたのでは。まあスタミナ切れという不確定要素はありますが。ミルコは完全にかつての神通力を失っちゃったなあ。

ゲガール・ムサシ○-×ホナウド・ジャカレイ(1R KO)
 ジャカレイは低空タックルからしつこく食らいつき、抱え上げるようにしてテイクダウンに成功。このままジャカレイのペースで進むか、と思っていた矢先、パウンドに行ったジャカレイのアゴにムサシの蹴りがクリーンヒットしジャカレイ失神。決勝戦はあまりにあっけない結末に。
 最後の蹴りはラッキーといえばラッキーだけど、ここは当てたムサシを褒めるべきでしょう。ムサシは初戦から強豪との対戦が続いた中で勝ち続け、トーナメントを通じて完全に一皮むけたという感じ。ただ、UFC進出をインタビューでは公言していただけに、ムサシがベルトを巻くことに違和感を感じてしまうんですよね。

 大会全体の感想としては、とにかく「疲れた」。判定決着はそれほど多くなかったけど、やっぱり試合数が多すぎ。地上波向けのワンマッチを詰め込まざるを得なかった事情はよく分かりますが。
 全盛期のPRIDEって、ファン目線での大会構成を最優先→イベントとしてのクオリティーの上昇→結果として地上波コンテンツとして魅力のある存在に、という好循環を作っていたと思うんだけど、DREAMはまず地上波ありきの構成になってしまい、熱心なファンが置いてけぼりにされている感じ。視聴率も苦戦しているし、今後の展開に不安を感じずにはいられない興行でした。
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by nugueira | 2008-10-04 14:28 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)