反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

K-1福岡大会の感想①

 スカパーで観戦。ワンマッチはともかく、トーナメントは完全に予想外の展開に・・・。

ピーター・アーツ○-×ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ(3R TKO)
 ノルキヤ、腹がダブダブすぎ。圧力をかけるにしても、体重増やしすぎだろ。
 結果としては予想どおりアーツが勝ったものの動きにはキレがなく、ローキックで簡単に足が流れてしまう場面も目立ったのが気がかり。9月のGP開幕戦でシュルトへの挑戦を表明しているアーツだけど、大幅にコンディションを立て直さない限りリベンジの可能性は低いのでは。

武蔵×-○前田慶次郎(判定)
 チームドラゴンがバンナ戦、モー戦に続いてまたもミラクルを実現。試合を見ながらテレビの前で「参りました・・・」とつぶやくしかなかった。
 戦術としてはモー戦と同じだけど、フットワークを駆使して完全に間合いをコントロールして、相手の打撃をもらわずにコツコツ有効打を入れ続ける作戦が完全に成功。一瞬ドローかとも思ったが、武蔵の有効打が皆無に近かったことを考えれば本戦で前田の勝利という結果は妥当か。本来なら武蔵がやっていておかしくない試合運びを完璧にやり切った前田には、感心する他ない。
 もう、これからはチームドラゴン勢がどんな番狂わせを起こしても驚かないよう、常に心の準備をしておくしかないか。

野田貢×-○佐藤匠(判定)
 最終ラウンドまでお互い手数を出し続ける展開の末、2Rからパンチの有効打数に優った佐藤が勝利。最後まで倒れなかった野田の打たれ強さもなかなかのもの。全く期待していなかった顔合わせだけど、予想以上の好勝負になってくれた。

エヴェルトン・テイシェイラ○-×高萩ツトム(1R KO)
 テイシェイラは藤本戦のときと比べて肩の力が抜けていて、ボクシング技術も明らかに上達している感じ。2ヶ月で着実にK-1へのアジャストを進めたか。
 2度のダウンはいずれもクリーンヒットというより圧力で倒したという印象だけど、これもまたテイシェイラの怪物性か。

中迫強○-×ベルナール・アッカ(判定)
 アッカは開始直後や3R序盤のラッシュで見せ場は作ったけど、やっぱり攻めが単調。コンビネーションをもっと身につけないときついか。
 とはいえ、中迫も完全に様子見のままで3Rを終えてしまい、ただ勝っただけという感じの試合内容。アッカは少なくとも何をしたいか、何を見せたいかを表現していたと思うんだけど。選手生命という意味ではアッカ以上に崖っぷちにあるはずの中迫が、こういうプロ意識やハングリー精神という面でアッカに遅れを取っているというのは如何なものか。
[PR]
by nugueira | 2008-06-29 23:45 | K-1 | Comments(0)