反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

青木問題・ホジャー問題に思う

 連休中はパソコンから離れた生活をしていたので、6日の夜にひさしぶりにネットをチェック。DREAM・戦極の両方について、残念、というか色々と考えさせられるニュースがあったので、そのことについて。

 まずDREAMについて。怪我で出場が危ぶまれていた青木真也はやはり間に合わず、永田克彦との2回戦は6月へスライドすることに。
 本来繰り上がり出場するはずのカルバンとの話がまとまらなかったり、色々と事情はあったのだと思う。だけどこれだけ短いスパンで連戦を組む以上、両者ともコンディションが整わないという事態は想定しておくべきだったのではないのか。再戦が決まったとき、笹原氏も「ワンマッチのつもりでオファーしている」と発言していなかったか。
 なし崩し的な試合の延期は、チケットを購入していたファンにも失礼だし、ここまで来ると対戦相手の永田が最大の被害者だろう。自分は何も問題がないのに、直前になっても相手が決まらない挙句、試合が延期されてしまったのだから。
 6月に試合を延期しても、その1ヶ月後には1日2試合を行う決勝ラウンド。過密日程の不安はつきまとうし、仮に6月の試合で両者負傷した場合はどういう措置を取るのか。主催者側がどれだけ選手に配慮してスケジュールを組んでいるのか、疑わざるを得なくなってくる。

 一方の戦極。直前まで決まらなかったホジャー・グレイシー対戦相手は近藤有己に決定。戦極については割合真摯な姿勢でカード編成に取り組んでいると思っているので、カード決定が遅れたのはそれなりの事情があったのだろう、と思う。
 でも、「ホジャーの減量が間に合わなかった場合は新設の無差別級で行われる」ってどういうこと?戦極に無差別級ってあったのか?(公式HPを確認したが、やはり無差別級についての記載は見当たらない。)
 五味参戦に伴う体重区分変更のときにも同じことを感じたが、「手元に集まった選手に応じて階級の方を都合よくいじっている」という気がしてならない。区分の変更はともかく、無差別級のカードを組むことは総合格闘技の競技化の流れに真っ向から反してしまっているのではないか。戦極が掲げる「公明正大」の柱になるべきコミッション制度は全く機能していないのではないか、とこれまた疑念が湧いてくる。

 前にも書いたが、格闘技ブームが一息ついた今、ファンが求めているのはバブル的な盛り上がりや打ち上げ花火のようなお祭りではない。現状でできる範囲でのカードをしっかり編成して、当然気をつけるべき点に配慮しながら継続的なイベントとして提供し続ける。そういう当たり前のことを続けていればファンはしっかりついてくるはずだし、逆にそれができていない現状では、日本の総合格闘技という文化は海外に差をつけられる一方になってしまうな、と不安になってくる。

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Commented by kei at 2008-05-08 13:27 x
>現状でできる範囲でのカードをしっかり編成して、当然気をつけるべき点に配慮しながら継続的なイベントとして提供し続ける

これは素晴らしいことだと思うんですが、修斗になっちゃいますよね。
修斗じゃ大きくなれない・テレビもない ということで、多少強引にでも視聴者の目を引くようなイベントにしていくんだと思いますよ。
Commented by nugueira at 2008-05-09 23:32
>kei 様
 GPスケジュールのグダグダは、確かにテレビ局側に引っ張られているのかもしれませんね。ただ、それにしても事前の準備で対応できる余地はあるだろうという気がしてなりません。PRIDE時代と比べて主催者側のマネジメント能力の低下が目立っているように思えます。
by nugueira | 2008-05-07 23:06 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)