反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

K-1横浜大会の感想②

 続いて後半戦の感想を。

バダ・ハリ○-×レイ・セフォー(1R KO)
 バダ・ハリ強ええ、の一言。序盤の攻防を見る限りセフォーの調子も良かったはずなんだけど、それ以上にハリが強すぎてほとんど何もする時間をもらえなかった。
 ハリは相手を見る時間帯から勝負どころで攻めるときへのギアチェンジが凄く、強さの底が見えなくなってきた感じ。グラウベ辺りと試合をしたら凄く面白い勝負になりそう。

澤屋敷純一×-○武蔵(2R KO)
 1Rはお互い様子見の展開ながら、武蔵の動きの良さが目立つ。これは判定までもつれるかな、と思ったら2Rに武蔵がボディーを効かせてからハイキックをヒット。実質、この一撃で勝負あり。澤屋敷優勢の見方が強い中、武蔵が力ずくで時代の流れを自分へ引き寄せてみせた。
 今回のMVPは武蔵で決まりでしょう。武蔵の試合でここまでの凄味や色気を感じたのは初めて。03・04年のGP準優勝のときよりもよほど興奮した。澤屋敷はアーツ戦からの連敗でこれまでの貯金を使い果たしてしまった感じもするが、また這い上がってきて欲しい。連敗なんか大したことないよ。武蔵なんか10年以上かけて何度も這い上がってきたんだから。

エヴェルトン・テイシェイラ○-×藤本祐介(延長5R KO)
 テイシェイラはフィジカルの強さとスタミナは証明したけど、K-1ルールに適応するための課題も目立った試合。とはいえ初めてのグローブマッチで距離感がつかめないままなのに5Rまで攻撃ペースが全く落ちないんだから、やっぱり化け物なんだろうな。
 間合いを取ってテイシェイラに自分の距離を取らせないという藤本の戦略自体は否定しないけど、これって結果を出してこそ受け入れられる作戦でしょう。解説をしていた魔娑斗の「踏み込めない藤本選手はプロとしてどうなのか」というコメントに全てが集約されている。挙句の果てには自分の方がスタミナ切れを起こして失速するようにKO負け。昨年の澤屋敷戦と同じく心が先に折れてしまった感じで、こういう負け方を繰り返している限り藤本に再浮上の目はないな、と思えてくる。

セーム・シュルト○-×マーク・ハント(1R KO)
 1R開始直前に魔娑斗が一言「シュルトの攻略法はねえ・・・分からないね」。試合開始前からいきなり解説放棄。
 で、試合の方もほとんど危なげなく自分のペースで試合を進めたシュルトが、最後は後ろ回し蹴りでKO。あの体でこの技を出されてしまうと「スゲエ!」と思うより先に「ずるいよ!」と思えてくるから不思議。ダウンした後のハントの表情からは、蹴りが効いたという以上に「あー、もう無理無理。これ以上やっても勝てないから、怪我しないうちにやめとくわ」という思いが見て取れたのは気のせいだろうか。
 それにしてもシュルト強過ぎ。本当に相手が見つからなくなっちゃうよ。こうなると「秋頃まではDREAMに貸し出してK-1のリングから遠ざけておく」という選択肢が一番無難ではないかと思えてくる。

 武蔵はジャパンGPには出るべきだと思う。人気ブログランキングへ
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Commented by BJより一言(;´Д`) at 2008-04-15 11:46 x
シュルトには勝てないでしょ
もう誰がやっても無理
Commented by nugueira at 2008-04-17 23:02
>BJ
 今回のハント戦を見てますます強くなったな、と思わされました。年齢による衰えを待つしかありませんかね。それすらいつになるのか分かりませんが・・・。
by nugueira | 2008-04-14 23:07 | K-1 | Comments(2)