反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

やれんのか!観戦記③

 三崎-秋山戦が終わって休憩に入ったのが10時半頃。ヒョードルの試合が地上波に間に合わないよ、どうするんだよ、と思っていたら、TBSで生中継のため試合順を繰り上げるという場内放送。
 客席は盛り上がっていたけど、イベント運営としてはどうなのかなあ、この事態。選手の試合直前の調整にも影響しちゃうわけで、それなら最初からこういう事態を見越して試合順を組んでおくべきだったのでは、という気がしてならない。

エメリヤーエンコ・ヒョードル○-×チェ・ホンマン(1R 腕十字)
 試合前の煽りV、ところどころに黒い背景に「お客」という文字のみ映る箇所が挿入される。本当は当日の客席の映像を挟む予定だったのだろうか。やっぱり当初の試合順で、完璧な煽りVを見たかった。
 開始直後、いきなり胴タックルで組み付いたヒョードル。しかしホンマンは腰の重さを発揮し、逆にヒョードルからテイクダウンを奪う。だがどの体勢でも自分の展開に持っていけるのがヒョードルの強み。素早い動きで腕十字へ切り返す。ここはホンマンが強引に腕を引っ張って脱出し、逆に立ち上がり際のヒョードルへパンチを入れていく。
 スタンドへ戻ったヒョードルはいきなりホンマンの顔面へパンチを叩き込むと、またもや組み付いていく。そしてまたもやホンマンがサバ折りの要領でテイクダウンを取るものの、そこから先の攻め手がない。そうしている内に先ほどのリプレイを見るかのようにヒョードルが腕十字へ。今度はガッチリと極まり、ホンマンはたまらずタップ。
 ヒョードルがホンマンをテイクダウンできるかがこの試合の見所だったが、終わってみれば上のポジションを取らずともヒョードルの完勝。予想通りといえばあまりに予想どおり。皇帝陛下が磐石の凱旋勝利を飾った。

桜井“マッハ”速人○-×長谷川秀彦(判定)
 組み付いて寝技に持ち込みたい長谷川だが、その前のスタンドの攻防で完全に劣勢に回ってしまい、マッハの打撃をもらい続ける。寝技には付き合わずパンチやヒザ蹴り、パウンドで攻勢に出るマッハだが、決定打を出せないまま時間が経過。1R後半からはマッハもガス欠を起こしてしまい、完全に膠着した展開になってしまう。
 結局2Rも目立った動きはなく、打撃でポイントを稼いだマッハが判定勝利。三崎戦・ヒョードル戦で会場の興奮がピークを迎えた後に出番が来てしまったのは可哀想だったが、それを差し引いても試合内容が消化不良すぎた。03年は高瀬相手にすっきりしない内容での勝利、05年は五味にKO負け。マッハはどうも大晦日とは相性が悪い。
 ちなみに、もともと目が細い長谷川は、打撃をもらって顔が腫れてきた試合後半は、キム兄そっくりの顔になっていた。

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by nugueira | 2008-01-07 23:20 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)