反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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全日本キック観戦記④

トーナメント1回戦
大月晴明○-×カノンスック・ウィラサクレック(5R KO)


 大月はいつもどおりローから飛び込んでのパンチ狙い。2Rにはロープに詰めた状態でボディーを叩き込むように連打するが、いつものキレがなくカノンスックをしとめることができない。60キロにアジャストできていないのか、大月は単発のパンチは出てもいつもの畳み掛けるような迫力に欠ける印象。
 逆に2R終盤あたりから大月は攻め疲れのせいか手数が出なくなり、カノンスックに押され気味の展開が続く。しかしカノンスックも緊急出場で本調子ではないのか、動きに精彩を欠き決定的な場面を作ることができない。さらに観客は観客で一つ前の試合が凄すぎたせいで応援疲れ。場内全体が締まらない雰囲気のまま試合が進んでいく。
 このまま何となく大月の判定勝ちだろうか、というムードになりかけた最終ラウンド、大月が最後の力を振り絞るように攻勢に出る。左フックをクリーンヒットさせるとそこから連打を入れてようやくカノンスックをダウンさせる。一度はカノンスックが立ち上がるものの、この段階で既に勝負はあったか、再び大月がパンチ連打を入れて試合終了。KO決着ではあったが、大月が大苦戦の末に、力ずくでようやく振り切ったという印象しか残らなかった。
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 終わってみれば1回戦4試合は全日本キック勢の全勝。正直、1つか2つは落としても不思議ではないと思っていたのだが、内容に差はあれ全日本勢が強さを示した結果となった。

 10月の代々木大会では遂にこの4名による潰しあいが実現。1回戦の内容だけから判断すれば真弘が優勝候補の最右翼ということになるが、石川や大月もこの日の内容だけで判断していいものかどうか。石川に試合ごとのムラッ気があるのは想定の範囲内と言えなくもないし、大月も体重調整に苦しまなければ破壊力では群を抜いている。どういう内容で誰が勝ってもおかしくない、非常に贅沢で、かつ予想がしにくいトーナメントになりそう。

 10月は平日だが、何としても行かねば。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2007-08-29 23:18 | 全日本キック | Comments(0)