反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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HERO’S観戦記①

 7月16日(月) 横浜アリーナ

 休日開催ということもあってかまあまあの入りだったけど、2階席は空席もけっこう目立ってた。HERO’Sの動員力はもう一息の努力が必要ですねえ。

アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラ〇‐×勝村周一郎(2R TKO)
 序盤は両者見合ったまま距離の測りあい。トリッキーに前蹴りを出す勝村に、ペケーニョがときおりパンチのラッシュを仕掛けていく展開。ペケーニョの右がクリーンヒットした場面もあったものの、あまり大きな動きがなく1ラウンドは終了。
 2ラウンドも同様にスタンドでの展開が続いたものの、ペケーニョのパンチに勝村がまっすぐ下ったところに追い打ちのフックがヒットし、そのまま勝村がダウン。得意のギロチンは出なかったし動きも万全ではなかった印象が強いが、ペケーニョがひさしぶりの勝利を見せてくれた。
 今さら文句を言っても仕方ないのだろうけど、勝村の「リアル・タイガーマスク」なる煽りVの作りに一言。リング外の話にのみ焦点を当てて視聴者の興味を引くのはあまりにピントがずれているし、アスリートに対する適正な評価ではないでしょう。試合内容を前面に出してこそ見る側を引き付けることができるというのは、コア層相手でも一般視聴者相手でも変わらないはずだと思うのだけど。

アンドレ・ジダ〇‐×アルトゥール・ウマハノフ(1R TKO)
 ジダはなぜかストロングマシーンのマスクで入場。無駄なところで桜庭の影響を・・・。
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 開始直後、ジダの強振のフックを見切ったウマハノフが、返しのパンチをボディーへ。クリーンヒットはしなかったものの、ちゃんと相手のパンチが見えている印象。
 ファーストコンタクトで急にウマハノフへの期待感が高まったものの、ガンガン振り回すジダのフックがウマハノフにヒットし、ウマハノフの腰が落ちる。この後ウマハノフは、パンチを見切ってかわしているのか単にフラフラになっているだけなのか分からない動きを見せて場内を沸かせるものの、最後はロープ際に倒れて後ろを向いたところでレフェリーストップ。初黒星はついたものの、もう少しじっくり見てみたいと思わせる試合内容だった。

柴田勝頼×‐〇ハレック・グレイシー(1R 腕十字)
 開始直後、柴田のパンチをもらったハレックがよろめくようにダウン。柴田がそのまま攻め込むものの、ロープ際で組み付いたハレックがテイクダウンに成功。柴田はTKシザースでスイープを試みるも、落ち着いてパウンドを打ち続けたハレックが最後は腕十字に移行し一本。
 プロレス的文脈で語るならば「プロレス、またもグレイシーに敗れる」。だが柴田が破れた瞬間の会場の空気からは、「前座の試合で外人選手が日本人選手に勝利した」という結果以上のものは伝わってこなかった。日本で唯一の総合メジャー団体となった(なってしまった)HERO’Sに求められるのは、プロレス、あるいはグレイシーといった価値観と縁を切ることだと思うのだが。

宮田和幸×‐〇ヴィトー・シャオリン・ヒベイロ(2R 肩固め)
 宮田は序盤からパンチとローで押していく。シャオリンはスタンドの攻防に付き合ってしまいなかなか組み付くチャンスがなく、組み付いても宮田が驚異的な腰の強さでテイクダウンを許さない。宮田がシャオリンにチャンスを作らせないまま1ラウンドが終了。
 このまま行くとシャオリンにはいやなペースだなあ、と思っていた2ラウンドにシャオリンがようやくテイクダウンに成功。こうなると完全にシャオリンのペース。宮田に起き上がる隙を与えないまま、最後はスルスルと肩固めに移行して一本。手こずりはしたものの、優勝候補が貫禄の強さを見せつけた。

 続く。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2007-07-17 00:58 | HERO’S | Comments(0)