反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

新団体(というか競技)開拓

 嫁の知り合いでボクシングをやっている人が前座で出場するため、夫婦揃って後楽園ホールへ。去年ぐらいから「ボクシングの生観戦行きたいなあ」と思いつつ機会がなかったのだが、ひょんなことで初観戦の運びとなりました。
 全体的に面白い試合が多かったので、第1試合からざざっと感想を。嫁の知人がどの選手かは書きませんが。

辻本聡士×-○橋本翼(4R TKO)
 橋本は上智大学で数学を専攻しているんだとか。そういう人がなんでまたボクシングを・・・。試合の方は辻本が上下に打ち分けて優勢な感じだったけど、最終ラウンドに打ち合いになったところで橋本がダウンを奪い、そのまま逆転TKO勝利。キックを見慣れている身としては、試合中「今ならヒザが入るじゃん」「上に意識が行ってるからローを狙え」と思ってしまう場面が多々あり、感覚を切り替えるのが一苦労だった。

李豪哲○-×前林博之(1R TKO)
 ひょろっとした感じでまだ身体も出来上がっていない印象の李が、スコンとパンチを入れてあっさり勝利。最初のダウンを奪ってからの攻めっぷりが典型的な「喧嘩ボクシング」だった。

石本康隆○-×大北正人(判定)
 1R、踏み込んでバランスを崩した石本に大北のパンチが入り、ダウンを奪取。序盤は大北がフットワークで試合をコントロールしたが、中盤以降は石本のパンチが入るようになり、有効打の数で圧倒したまま6R終了。ダウンは奪えなかったので判定は微妙かなあ、と思ったが、中盤からきっちりポイントを稼いだ石本が逆転勝利。

臼井欽士郎○-×サイファー・シットゴンカンジム(1R KO)
 バンタム級2位の臼井に対するは、「噛ませ犬」感満点のタイ人。
d0010886_2359414.jpg

 1分半後、やっぱりこうなっちゃった。
d0010886_0038.jpg

三浦隆司○-×モンコンチャイ・サンデージム(2R KO)
 スーパーフェザー級1位の三浦の相手は、これまたお手頃感の漂うタイ人。
d0010886_00574.jpg

 多少の打たれ強さは見せたものの、結局こういう結果に。なんか「ボクシング界のリアルな現実」を見せられてしまった気がする。
d0010886_012935.jpg

川村貢治○-×久保田浩貴(判定)
 川村は序盤からアッパーを連打するものの、単発で振り回すだけになってしまいなかなかクリーンヒットに結びつかない。久保田はその隙を縫ってうまく有効打を入れていく。
 4Rあたりから両者真っ向から打ち合う場面が多くなり、客席も盛り上がる好勝負に。打ち合いの中でも久保田がきれいなボクシングをしていた印象が強かったのだけど、判定は川村に軍配。手元の採点では久保田が2点勝ってたのに。

木村登勇○-飯田聖州(4R TKO)
 メインは日本スーパーライト級タイトルマッチ。王者の木村は既に8回の防衛に成功しているのだとか。すげえなあ、一歩ですらまだ防衛回数7回なのに。でも入場曲が『ドラゴンボールZ』のテーマ。そしてこのいでたち。
d0010886_021389.jpg

 この時点で一度は応援する気が失せたのだが、試合が始まると完全に木村の独壇場。開始早々左ストレートをヒットさせると、1Rには左フックでダウンを奪う。このあたりで相手の飯田は何もできなくなってしまった感じ。
 木村はとにかく左の使い方が素晴らしく、距離が空けば左ストレート、相手が懐に入ろうとして飛び込んできた時にはカウンターの左アッパーと、完全に試合をコントロール。3Rまで毎回ダウンを奪い、最後は飯田が両目をカットしたためドクターストップ。全く危なげない内容で9度目の防衛戦をクリアした。世界タイトルを狙うという話にはならないのかね。

 KO決着の試合も多く、大満足の内容。ゴールデンで流れる世界タイトルマッチだけがボクシングじゃありませんね。機会があればまた行ってみよう。

 G+で放送するみたい。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2007-04-15 23:56 | ボクシング | Comments(0)