金子賢、格闘家を引退
2007年 02月 23日
この件について取り上げることで何かが生まれるとは思えないし、言うだけ無駄なんだろうけど、それでも何か言っておかずにはいられない。
格闘技が好きだからこの世界へ転向した。そういう説明ではなかったのか。
仮にテレビ番組のネタとしての商品価値がなくなったとしても、アマチュアの試合を含めて、その気になりさえすれば続ける場はいくらでもある。格闘技初心者にはあまりに場違いな舞台で何試合かやれれば、それで満足できたということなのか。
お金を稼いで生計を立てていかなければならないという問題がある以上、格闘技引退という選択肢が出てくることは仕方がない。そこは理解している。
でも、通常の選手であれば絶対に踏むことのない不自然なステップを経て、3試合だけやって引退という金子の格闘家人生(この表現も彼にはおこがましいと思うが。)については、感覚的な部分でどうしても納得がいかないのだ。
金子本人は、格闘技を心の底から愛していたのかもしれない。そこは信じたい。
でも、彼が格闘技界に対して果たした役割は、ボビー・オロゴンとなんら変わりはないのだ。要するに、格闘技という競技の発展には、悪影響しか与えていない。
金子本人には、その点はしっかり自覚しておいてほしい。この声が届くのかどうかは分からないが。
腹立たしい。他の感情が浮かんでこない。人気blogランキングへ
プライドやヒーローズなのでは?
別に金子を擁護するつもりはないですが、ただ金子が悪い、で
終わるのはスケープゴートっぽい気がします。
梅木レフェリーとダブって見えます。
「破壊と恐怖に満ちたK-1」、ものものしいけどいい表現ですね。最近どうもハードルが無駄に下っている気がします。リングに上がる人間の勇気は認めますが。
>宗助様
基本的に思いついたことを書きなぐっているブログなので不快な箇所もあるかもしれませんが、引き続き御愛顧願います。「格闘技大好き」というのは自信を持っていえますので。
>ヒデ様
この幕の引き方を見ると、どうしてもそう思えちゃうんですよねえ。
>ttt様
競技としての格闘技の発展にはプラスにならない、という意味で引き合いに出させてもらいました。確かにあのオファーを受ける根性はすごいと思います。
>そう様
うーん、でも金子はデビューの時点でこういう扱いになるのは覚悟というか予想はしていたはずで。その段階が過ぎても格闘技を続ける気はなかったの?という思いがどうしても拭えないんですよ。