K-1ワールドカップ構想
2007年 02月 10日
スーパーヘビー・ヘビーに加えて、ライトヘビー(85キロ以下)、ミドル(70キロ以下)、ライト(60キロ以下)の計5階級の世界タイトルと国別タイトルを新設。各国王者が出揃った段階で、2011年を目標にワールドカップを開催するんだと。
以前から谷川Pは「MAXのひとつ下かひとつ上の階級を作りたい」という発言はしていたから、階級を増やす構想は以前からあったんでしょうね。ライト級については「K-1 SPEED」という企画案を日テレに持ち込んだけど蹴られた、という噂もあったし。
で、そこからさらに進んでワールドカップの開催。うーん。「その意気やよし」と評価すべきなのかもしれないけど、現状としては「大風呂敷広げちゃったなあ」としか思えない。
ここまで大掛かりなイベントを開催するからには中立なコミッションの存在は不可欠で、谷川P自身もその点についてコメントはしているけど、それって並大抵のことじゃないぜ?
総合格闘技の世界でも、コミッションの設立はここ5~6年の間に方々の関係者が口にしているけど、具体化の動きは全くない。ましてや、これまで判定・レフェリング絡みのトラブルを散々起こした前科のあるK-1にこんなことをブチ上げられてもねえ・・・。
まずは階級の新設とタイトルのシステムが順調に機能するかを見守るのが先。ワールドカップについては、現時点では「絵に描いた餅」として捉えておいた方がいい気がする。
4年後、オレ何をやってるのかなあ・・・人気blogランキングへ
僕はK-1がPRIDE、UFCを意識して焦った結果、こんな大風呂敷を広げた発表をしたように見えるなぁ。
現在の世界各国の放送状況を見ると知名度の基盤はあるんでしょうけれど、如何せん組織体制の弱さが・・・。
>特命様
「競技化」とは別路線を歩むのがK-1の芸風だったし、谷川も最近までそういう発言をしていたと思うのですが。いきなりの方針転換が解せないです。