UFC67
2007年 02月 07日
主だった試合の感想を。
LYOTO○-×サム・ホーガー(判定)
LYOTOの試合を久しぶりに見たけど、パンチの当て勘がいいね。カウンターを食らう場面もあったものの、スタンドもグラウンドも圧倒していたし、まずは合格の内容でしょう。できれば一本勝ちして欲しかったけど。
タイソン・グリフィン×-○フランク・エドガー(判定)
特に注目していないライト級の試合だったけど、両者とも最後までスピーディーかつガンガン前に出る試合をしてくれたのでなかなか良かった。
しかし試合内容以上に最高だったのが解説陣のコメント。途中からエドガーのプロフィールに触れだすと、「彼はお父さんの会社で働いているらしいです」「彼の髪型は非常に実直そうですね、もみ上げも襟足もスッキリしていて」と、試合そっちのけでエドガーの好青年ぶりを無駄絶賛。本人も日本の中継で自分の髪型が槍玉に上がっているとは夢にも思うまい。
クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン○-×マービン・イーストマン(2R KO)
PRIDE時代と変わらないランペイジの入場シーンは懐かしいやら感慨深いやら。
ランペイジがもっとガンガン前に出るかと思ったけど、得意のスラムは見せずにひたすらボクシングの攻防。最後の首をつかみながらのショートアッパー(ダンヘンが得意なやつ)はなかなか上手かった。
技術的には格段に上達しているけど、やっぱり昔に比べて迫力に欠けるかなあ。このスタイルだとリデルとやったら負けそうな気がする。
アンデウソン・シウバ○-×トラビス・ルター(2R 三角絞め)
徹頭徹尾、アンデウソンが落ち着いてましたね。サイドやマウントを取られても慌ててる様子がなかったし。今回は対戦相手との実力差があり過ぎたから参考にならない感じもするけど、やっぱりグラウンドも含めて穴がないなあ。長期政権築いちゃうかも。
ミルコ・クロコップ○-×エディ・サンチェズ(1R KO)
PRIDEテーマ曲での入場にはビックリ。少し前まではUFCの中継でPRIDEの名前を出すことすらタブーだったのに。ミルコ本人のブログによると榊原社長から贈られたものらしいけど、PRIDEとミルコ、PRIDEとUFCの関係がどうなっているのか、よく分からなくなってくる。
試合の方は予想どおりの圧勝。最初に左ストレートが入った時点で、サンチェズは下るしかなくなっちゃったね。4月の次戦はどのくらいの相手をぶつけるのかなあ。
ところで、この週末に日テレのスポーツニュースがミルコの試合をやたら取り上げていたのはなぜ?放映権獲得に向けた布石か?
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