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by nugueira
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PRIDEミドル級GP開幕戦観戦記その1

4月23日(土) 大阪ドーム

 ええ、行ってきましたよ大阪ドーム。日帰りで。まあ以前もノゲイラVSコールマンを見たくて大阪城ホールまで行った前科はありますが。いやー、あれから4年近く経つのに未だに格闘技大好きな俺が最高。俺は俺を全肯定。
 最初は客席が思ったほど埋まっていないので不安になったが、開始時にはまあ合格点の入りに。「超満員」と言うと語弊がありますが。オープニング。やはりテンションが上がる。PRIDEはオープニングを体感するためだけにでも会場に行ってみる価値はある、と思う。高田の前口上に「今日ここには、屈強な肉体と、折れない心を持った16名の勇者が・・・」いやー、ひとり怪しいのいますよ。と書いてしまうのは結果論に過ぎるか。

第1試合 中村和裕○-×ケビン・ランデルマン(判定)
 1Rはランデルマンが倒す→中村が粘って起き上がるを繰り返した後、ロープ際で中村がきれいに足を刈ってテイクダウン。マウントを取ったところでゴング。後半盛り返した中村が印象としては優勢か?
 2R、中村のハイキックだか跳び蹴りだか分からないキックをランデルマンが抱え込んでテイクダウン。中村は同じような動きで2、3回テイクダウンを取られてた。ペドロ・ヒーゾと練習してきて無駄に自信をつけたか?ランデルマン有利になったかと思ったら、いきなり上をとられた上に不可解なまでに簡単にパスガードを許してしまい大ピンチ。中村のアームロックは何とか逃れるが、このラウンドは完全に中村。急に動きが落ちたので「怪我か?」と思ったが、大丈夫そうな様子。
 3Rは中村に決め手があるでもないが、それ以上にランデルマンがガス欠を起こしてしまいこのままゴング。まあ私が予想したとおりの展開ですよ。
 中村は相変わらず塩気のある試合内容だが、生き残ってなんぼのトーナメント。とりあえず今日は勝った人間が正しい。

第2試合 ヒカルド・アローナ○-×ディーン・リスター(判定)
 いよいよ始まった寝技世界一対決。しかし開始早々、アローナがスタンドの打撃で猛攻。ああっ、やめてくれ!空気を読め!リスターはスタンドで全く手が出せず、試合が動かないまま遂にリスターにイエローカード。しかしこれがきっかけでリスターが積極的に仕掛けるようになり、結果的にこの場面のレフェリーは非常にいい仕事をしてくれた。
 「攻めモード」に入ってからのリスターの技で驚かされたのが足関節。1R後半にはヒールホールドがガッチリと極まり、レフェリーがキャッチを宣告。結局アローナが凌いだが、「えっ、アローナが一本負け?」という驚愕の場面が見られるところだった。この後も隙を見ては足関を仕掛けていくリスター。もうU系ファン大喜び。
 試合はこの後ねちっこいグラウンドの凌ぎあいになるが、結局打撃の手数に勝って三角絞めも極めかけたアローナが判定勝利。まあ予想どおりといえば予想どおりだけど、「総合」の実力差が出た感じ。グラウンドだけならむしろリスターの方が押してたかも。うーん、やっぱりアブダビルールでの対戦が見たくなってきた。

続きはまた後日。人気blogランキングはこちら。
by nugueira | 2005-05-09 23:50 | PRIDE | Comments(0)