反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

男祭り2006観戦記③

吉田秀彦×-○ジェームス・トンプソン(1R TKO)
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 トンプソンはいつもどおりのゴング&ラッシュ。対する吉田はかわすかと思いきや、真っ向から受け止める。男ですわ。
 組み付いてトンプソンを簡単に投げ飛ばした吉田、すぐさま腕十字へ移行。こりゃ秒殺決着か、と思ったらここはトンプソンがうまく体をずらして凌ぐ。スタンドで再開すると、吉田はなんと正面から打ち合い。しかもいいパンチが何発か入ってしまい、トンプソンがフラつくというはちゃめちゃかつ客的には面白い展開に。この段階では客席全員、吉田が豪快な勝利で締めてくれると思っていたのに・・・。
 再度グラウンドへ持ちこんだ吉田は、足関やアームロックを繰り返し狙っていくものの、いずれもあと一歩のところで極めきれない。トンプソンの寝技が上達しているのか、吉田の攻め疲れなのか。再びスタンドで再開になるとまたもや吉田が打ち合いに挑むが、今度はトンプソンのパンチがヒットし、吉田が一気にフラつく。トンプソンがそのままロープ際まで吉田を押し込むと、吉田がロープの外へ頭から落ちるような形になり一度ブレイク。吉田はリング内へ戻されるものの、目線が定まっておらず、完全に意識が飛んでいる様子。俄然優勢になったトンプソンは吉田をコーナーに押し込むとパンチ、ヒザの連打。こうなると体重差がものを言ってしまい、防戦一方の吉田は何もできない。最後は馬乗りになったトンプソンがマウントパンチを連打したところでタオルが投入。誰も予想していなかったところで、今大会最大の番狂わせが起きた。
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 冷静に考えれば、あれだけ体重差のある相手と殴り合いをしてしまったのは吉田の作戦ミス。序盤にいいパンチが入ったから、変に勢いづいてしまったのだろうか。素直に寝技で攻め続ければよかったのに・・・。
 それ以上に問題だったのは最後まで試合をストップしなかったレフェリング。コーナーで連打を食らった場面で止めるべきだったし、そもそもその前にロープ外へ落ちた後で再開したことに無理があった。日本人エースの試合を中途半端に終わらせたくないという余計な配慮が招いた最悪の事態。桜庭と同じ悲劇が、また繰り返された。もういい加減にしてほしい。

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by nugueira | 2007-01-05 01:24 | PRIDE | Comments(0)