反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

K-1 WORLD GP観戦記②

アーネスト・ホースト○-×ハリッド・ディ・ファウスト(延長判定)
 ファウストがホーストの周りをグルグルと回るが、お互いなかなか手が出ない展開。ホーストは蹴り足をつかまれてそのままスリップするように倒れこんだりと、フィジカルの衰えを連想させる場面が目立つ。
 ファウストはパンチで攻め込もうとするがあまり手数が出ず、ホーストの方もクリンチが多いため、どうも噛み合わない展開のまま終盤へ。それでも2ラウンド以降はホーストが手数で主導権を握っていた印象が強かったが、判定はホースト1-0で延長へ。ホーストの勝ちで問題ない内容だったと思うが。延長ラウンドは相変わらず手数の出ないファウストをホーストが手数で圧倒して、今度こそ文句なしにホーストが勝利。
 勝つには勝ったが、試合全体を通じて目立ったのはホーストの衰え。ワンツーからローというコンビネーションひとつを取っても上下の動きがバラバラで、体が技術についていけていない感じ。全盛期のキレはなく、見ていて次の試合への不安が募るだけだった。

 付け入る隙は十分あったと思うのだが金星を逃した、「富豪ファイター」ファウスト。堀江といい村上といい、成り上がり者には運が向いてこない年だったということか。
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グラウベ・フェイトーザ○-×ルスラン・カラエフ(1R KO)
 ゴングと同時に左右のフックで突っ込んでいったのはカラエフ。グラウベもローキックを返すが、カラエフはバックブローから返しのパンチ、バックスピンキックと攻撃の手を緩めない。期待どおりの、現在のK-1が提供しうる最高スピードの攻防がいきなり全開に。
 パンチ・蹴りともに手数をよく出しているカラエフがこのままペースを握るかと思ったが、ここでグラウベのブラジリアンキックがカラエフのガードをすり抜けてクリーンヒット。そのままロープにもたれかかるようになったカラエフにグラウベがパンチの連打を叩き込んだところでダウンが取られ、そのまま10カウント。至高のスピード対決は、唐突に決着を向かえた。

 ダメージが大きいせいか、それとも精神的ショックか、退場途中にへたりこむようになるカラエフ。間違いなく才能のあるいい選手なのだが、ベスト8の壁を破るにはあと一歩が届かない。
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Commented by まーやん at 2006-12-04 15:20 x
更新お疲れさまです!そこそこいい大会だったと思いました。テレビで見るのにちょうどいいというか笑。
プレイガイドの方に聞いたのですが、大阪城ホールで行われたグランプリ1回戦は同時期に行われたハッスル19よりチケットが売れておらず、今回の決勝戦も悲惨な状態だったとか・・・(実売3,4000枚くらい)
Commented by nugueira at 2006-12-05 01:09
>まーやん様
 コメントありがとうございます。また後で書くつもりですが、今回のK-1、テーマも多くてなかなかいい興行だったと思うんですよ。それでも動員はこれだけ苦戦。どうすれば盛り上がるんでしょうねえ。
by nugueira | 2006-12-04 01:22 | K-1 | Comments(2)