反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC65

 待望の初参戦となった三島☆ド根性ノ助は、ジョー・スティーブンソンにギロチンを極められて一本負け。三島はパスガードの動きも非常によくてブランクを感じさせなかったんだけど、それ以上にスティーブンソンのギロチンが素早く、しつこかった。
 スティーブンソンはイーブス・エドワーズにも勝っているし、ライト級タイトルのネクストコンテンダーはこいつか?

 昔K-1に出てたアントニー・ハードンクが出てたのには驚いた。寝かされると防戦一方だが、なんとか凌いでスタンドで再開になると、ローキック連打であっさりKO勝利。総合でここまできれいなローでのKOもなかなか見れない。

 かたや元ヘビー級王者のフランク・ミアは、組み付く暇もなく打撃をもらい続けて、パウンドでのレフェリーストップ負け。復活への糸口が全く見えてこない。ブランドン・ベラはこれでタイトルマッチの切符獲得か?ヘビー級戦線にようやく第2集団が形成されてきて、少しは面白くなりそう。

 そのヘビー級タイトルマッチでは、下馬評どおりティム・シルビアジェフ・モンソンを退けて2度目の防衛に成功。モンソンは3ラウンドにテイクダウンに成功したのが最大のチャンスだったけど。ATTは今月はなかなかベルトに手が届かないねえ。
 一方のシルビア、防衛するにはしたけど、試合内容は最悪。モンソンのタックルをしっかり切っていたし、リーチの長さを活かした間合いの取り方も5ラウンドを戦うペース配分も上手いとは思うんだけど、いくらなんでもファイトスタイルが消極的過ぎ。見ていてワクワクする場面や感心させられるところが全くない。こんな説得力のない試合で防衛回数だけ重ねられてもなあ・・・。

 そしてウェルター級タイトルマッチのマット・ヒューズVSジョルジュ・サン・ピエール。もう、とにかく驚いた。他に言葉が見つからない。
 最近の充実ぶりから見てヒューズの勝利は揺るがないと思っていたんだけど、ヒューズのいいところを全く出させないまま、サン・ピエールが圧倒。スタンドで序盤から主導権を握って、ヒューズの必殺のタックルも完璧に切ってみせた上で、最後は事実上ハイキック一発でKO。ビッグマッチ続きのヒューズに連戦疲れがあったかもしれないが、それ以上にサン・ピエールの出来がよすぎた、という他ない。
 永遠に続くようにも思えたヒューズ王朝の、あまりにも突然の崩壊。政権交代とともに、黄金のUFCウェルター級は新たな時代を迎えた。

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Commented by 風田 at 2006-11-21 23:34 x
いくつか動画見ましたけど、GSPは打撃が切れててくそ強いっすね。
そしてGSP対ヒューズでテンション上がったところをシルビアの試合でクールダウンさせていただきました。
めちゃめちゃ長く感じた。

関係ないけど若槻千夏好きなんすか?w
Commented by mintslife at 2006-11-22 01:39 x
こんばんは、そして、はじめまして。
TBありがとうございます。
ヒューズ、まさかの敗戦に驚きです。
UFCのウェルター級は、素晴らしい充実ぶりですね。
Commented by nugueira at 2006-11-22 08:01
>風田様
 本当は怪我の休養を挟んでいたGSPの方がコンディションを不安視されていたはずなんですが、完璧な仕上がりでしたね。
 若槻千夏は好きでも何でもないんですが、いかにも「何かあったか?」という状況があまりに気になるもので。

> mintslife 様
 はじめまして。コメントありがとうございます。
 絶対王者が負けても、その後の展開に困らないメンツが揃っているのがすごいですね。まるで武士道ライト級のようです。五味には縁起の悪いたとえですが。
by nugueira | 2006-11-21 02:02 | その他(総合・寝技系) | Comments(3)