反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

パンクラス観戦記②

ウェルター級王者決定戦
井上克也×-○石毛大蔵(判定)

 序盤からチョコチョコとパンチを当てていくが対して積極的に打ち込むわけでもない石毛。対する井上は打撃を出すでもなく組み付くでもなく、とにかく手が出ない。3Rまでこんな感じで進んで、終盤にようやく両者が正面から殴りあったところで試合終了。手数に勝っていた石毛が判定で新王者に。
 もう、試合全体を通じてこれ以外に感想の書きようがねえよ!石毛は動きを見たところボクシング練習を積んだ気配はあるけど、試合で使えるようなレベルには達していないし、井上はそれ以前に何もしてないし。これ本当にタイトルマッチか?石毛は外に出てベルトの価値を上げたいとか言ってたけど、それ以前にベルトに釣り合うよう自分の価値を上げてくれ。

フェザー級王者決定トーナメント決勝
前田吉朗○-DJ.Taiki(判定)

 1R、前田は距離を測るように慎重な動き。両者あまり手が出ないが、taikiのミドルキックが度々前田にヒットして1R終了。前田は前回のKO負けの記憶もあって手が出しにくいか。
 2Rもなかなかパンチが打ち込めない前田。逆にtaikiがグラウンドで上を取るとパウンドの嵐。鼻血を出した前田にドクターチェックが入りヒヤッとするが、ここは試合続行。流血で吹っ切れたか、この後は前田がバックを取ったりフロントチョークを仕掛けるなど、逆襲に転じたところで2R終了。
 3Rは序盤から前田がグラウンドで上を取り優勢。インターバルの間も苦しそうに息をしていたtaikiは失速気味。決定打は奪えなかったが、このラウンドは前田が終始攻め続けて終了。
 ジャッジは三者とも29-29のドローだったが、マスト判定は2-1で前田。2Rはtaikiが取ったが前田も終盤攻勢になり、3Rは完全に前田が取っていたのでまあ妥当なところか。
d0010886_19185259.jpg

 前回はまさかのKO負け、今回もスプリット判定という大苦戦の末に、「規定路線」どおり前田の手に渡ったフェザー級ベルト。とはいえ今回の試合内容が不満の残るものだったのも事実。フェザー級戦線の活性化は前田自身の復活にかかっている。

ライトヘビー級タイトルマッチ
近藤有己○-×松井大二郎(判定)

 近藤が打撃スキルの差を見せ付けて完勝。相変わらずディフェンスだけは粘り強い松井に判定まで持ち込まれたが、終始試合の主導権を握り続けた。
 えらいあっさりした文章になってしまったが、本当に印象に残らない試合だった。ベルトホルダーとして近藤には結果だけでなく内容も求められるし、実際のところ圧倒的な内容で片付けるべき相手だったと思うんだけど。

 この日の試合全体、というか今のパンクラス全体に言えるのだが、選手が何をモチベーションに戦っているのかよく分からない印象。後半のタイトルマッチにしても、ベルトがメジャー団体への切符になるのはこの際仕方が無いと思うし実際それを明言している選手もいたが、それを試合内容で表現している選手はほぼ皆無だった。
 武士道の観戦記で、PRIDEは選手のポテンシャルを引き出す「磁場」があるという感想を書いたけど、パンクラスにはつまらない試合を生み出すマイナス方向の「磁場」が働いてしまっている感じ。老舗団体の復活への道のりは厳しい。

 今度は坂口の息子が出場か・・・。人気blogランキングへ
[PR]
by nugueira | 2006-09-02 19:30 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)