反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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PRIDE武士道其の十一観戦記④

ウェルター級トーナメント1回戦
デニス・カーン○-×ムリーロ・ニンジャ(1R KO)

 開始直後、カーンの右がヒット。それほど強烈なパンチではなかったように思うが、ニンジャがよろめきながら後ろに下ると、チャンスを見逃さずにカーンが猛然とラッシュ。そのままニンジャを殴り倒すと、パウンドに入ったところでレフェリーがストップ。この間、ゴングからわずかに15秒。
 ニンジャがこんな負け方するの初めて見た。以前から前評判の高かったカーンだが、もうダークホースじゃなくてれっきとした優勝候補だ。

ウェルター級トーナメント1回戦
三崎和雄○-×フィル・バローニ(判定)

 三崎はスタンドではショートレンジの打ち合いに付き合わず、ローと飛びヒザを中心に攻撃。なかなか自分のペースで戦えないバローニは段々失速気味に。
 時おりバローニのパンチにヒヤリとする場面はあったが、2R通じて三崎が主導権を握り、バローニに優位な場面を作らせず試合終了。終始自分から仕掛けていく姿勢はあったし、「完勝」と言っていい内容だったと思う。

 大会の総括。「軸・熱ともに不在のウェルター級」という構図が浮かび上がった大会だったと思う。どう見ても石田・川尻・マッハのライト級勢が存在感を示していたし、下手すりゃGP1回戦よりも第1試合の方が会場が沸いてるんだもん。
 ウェルター級の面々は全体的に「勝って先に進めばいい」という姿勢が見えてしまったのが最大の不満点。トーナメントだから仕方ないとはいえね。日本人3人が2回戦進出というのは大健闘だと思うけど、一方で突き抜けた存在感のある戦いを示せていないというのが率直な感想。この階級になると外国勢との体格・パワーの差が歴然としてくるから、これも致し方ない部分はあるんですが。まあ今は足りない軸を作るためのトーナメントと考えればいいのか。
 そのトーナメントの展開ですが、やはりフィリオとカーンが抜け出た位置にいる感じ。敢えて優勝予想を一人に絞ると、カーンかな。この混戦模様だと「勢いだけだろ?」と思われてる選手が勢いで頂点まで駆け上がる、という展開が十分ありそうなので。

 もっとも、このトーナメント自体が続行されるのかすら確証がない状況になってしまったわけですが・・・。

 これが最後のPRIDE観戦、とはなって欲しくない。人気blogランキングへ
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by nugueira | 2006-06-08 00:58 | PRIDE武士道 | Comments(0)