反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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PRIDE武士道其の十一観戦記②

ウェルター級トーナメント1回戦
瀧本誠×-○ゲガール・ムサシ(1R ドクターストップ)

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 スタンドで打ち合おうとするムサシに対して、瀧本は意外と簡単に組み付いてテイクダウン、そこから腕十字へ。ムサシの腕が完全に伸びきったと思ったんだけど、この体勢から体を捻って脱出。ヒョロッとして手足の長い体型が幸いしたか。
 ここから先は、バックマウントを取ったムサシがパウンドの連打。客席からの罵声の中、ひたすら亀になって防戦一方の瀧本。ブレイクがかかったと思ったらドクターチェックが入り、そのままストップのゴング。
 これまでの4戦で金メダリストとしての蓄えは既に食いつぶしていた瀧本。この敗戦で、格闘家としての商品価値はリセットされたと言ってしまっても、さほど大袈裟ではないと思う。試合を通じて、瀧本なりの勝負論なり観客論なりが見えてこないのが辛い。ここからの再浮上なるか。残念ながら道のりは見えて来ない。

 この日の席はスタンドSの2列目という絶好のポジションだったのだが、スタッフのチェックがうるさかったので以後写真は無し。チェッ。

ライト級ワンマッチ
マーカス・アウレリオ×-○石田光洋(判定)

 五味とのタイトルマッチに向けた前哨戦のはずなのに、何なんだろう、アウレリオに付きまとうこの不信感は。図らずも予感は的中。
 序盤からキックで積極的に攻めていった石田が、先手を取ってタックルからテイクダウン。アウレリオがギロチンに捕らえていたのでヒヤッとするが、なんとか首を抜くと、強烈なパウンド攻勢。これ以降も組んでは投げ、上を取ってはパウントの繰り返し。アウレリオの下からの攻めも凌いで、結局石田が一方的に攻め続けて1R終了。客席は大興奮。
 2R、ポイントを取り返さなくてはならないアウレリオはなかなか前に出れない。もとからこういうタイプだから仕方ないのか。1Rと同じく、アウレリオが1度はギロチンのチャンスを掴むも、それ以外は石田がノンストップのパウンド攻勢。アウレリオは下からホールディングする以外何もできない。
 15分ほぼ一方的に攻め続けた石田、試合終了後はマットにへたり込む。そして判定は3-0、文句なしに石田。この瞬間、ライト級戦線が「混迷」から「群雄割拠」へと変化を遂げた。
 石田は雰囲気に飲まれてもおかしくないこの状況で、スタミナ&レスリングという自分の持ち味を出し切ったのがすごい。一方のアウレリオ、やはり序盤で上を取れないと辛いか・・・。五味のベルトへの挑戦者は誰になるのか、全く検討がつかなくなってきた。
 
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by nugueira | 2006-06-06 01:59 | PRIDE武士道 | Comments(0)