反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

PRIDE武士道其の十一観戦記①

6月5日(日)さいたまスーパーアリーナ

 開始直前までスタンドがガラガラだったので客の身でありながら不安になったが、最終的には満員とは行かずともそこそこの客入り。まあ面子を考えれば健闘した方か。

ライト級ワンマッチ
ジェイソン・ブラック○-×オ・ウォンジン(1R タオル投入)

 スタンドで積極的に打って出るウォンジンに対して、ブラックはテイクダウンを取ると素早くバックに回って首狙い。この辺りの動きは非常にスムーズで、これまでの戦績は伊達ではなさそう。
 ピンチを凌いでスタンドに戻したウォンジンが再び真正面から殴り合い。ここで殴り勝ったブラックが再びグラウンドで上を取ると、腕をひねり上げながらヒザを入れた時点でセコンドがタオル投入。ウォンジンは敗れたものの根性ある戦いぶりで、客席もいい感じに盛り上がった。これに引きかえ、この後のウェルター勢が・・・。

ウェルター級トーナメント1回戦
ムリーロ・ブスタマンチ×-○アマール・スロエフ(判定)

 
d0010886_091272.jpg

 開始直後からスタンドで距離を取り続けるスロエフ。時おり飛び込み様のパンチを出す意外は徹底的に受けの姿勢。ブスタマンチはタックルに入るものの、スロエフは腰が強くテイクダウンを取らせない。
 2Rもほぼ同じ展開。途中スロエフの右フックでブスタマンチがよろめくように倒れる場面もあり、スロエフは一度も寝技に持ち込ませないまま試合終了。判定は3-0でスロエフ。昨年の準優勝が1回戦で姿を消す波乱の幕開け。
 スロエフの作戦勝ちだし、テイクダウンを取らせなかったのは上手いんだけど、こんなんで勝たれてもなあ・・・。そういえばこいつはリスター戦でも同じようなことやってたっけ。

ウェルター級トーナメント1回戦
パウロ・フィリオ○-×グレゴリー・ブーシェラゲム(判定)

 ゴング直後、フィリオが飛びかかるようにしながらテイクダウン。いとも簡単にマウント、そしてタコ殴り。こりゃすぐ終わっちゃうか、と思ったがフィリオがなかなか攻めきれないうちにブレイク。
 この後もずっと同じ展開。フィリオが粘り強いタックルで繰り返しテイクダウン、マウントを取るものの、一本は取れずに終了のゴング。ブーシェラゲムがガッチリ守っちゃってるのにフィリオにも警告が出されたのは可哀想だったけど、きれいに一本で極めて欲しかったなあ。フィリオは「ウェルター級のアローナ」への道を着々と歩んでいる。歩んでほしくないけど。

ウェルター級トーナメント1回戦
長南亮○-×ジョーイ・ヴィラセニョール(判定)

 ヴィラセニョールはパンチのスピードがあり、序盤は長南がスタンドで追い込まれる展開。グラウンドで上も取られて劣勢の長南だったが、1R終盤に上を取るとパウンド、さらにバックを取って逆襲。
 2Rも前のラウンド終盤の勢いで長南がペースを取り返そうとするが、グラウンドは上を取ったり取られたりの展開。
 結局、両者決め手を欠いたまま試合は終了し、判定は2-1で長南。ドロー判定があるならドローが妥当な内容。正直ホームタウンディシジョンはあったと思うが、まあ許容範囲内か。長南は蹴りも混ぜて器用に戦っていたけど、一時期の勢いというか荒々しさがなくなっちゃったのが気になる。
 
 観戦記、長丁場になりそう。気blogランキングへ
[PR]
Commented by at 2006-06-05 21:20 x
充実した内容だそうですね。見知らぬ外人の映像を早く見てみたいです。ところでテレビでPRIDE放送中止ってありえないニュースじゃないですか(笑)。局も冷徹ですね。PRIDEの価値ってそんなもんですか。再開するなら早く再開して欲しいですよー。
Commented by ヒデ at 2006-06-05 22:34 x
グレゴリーのTKシザースは何気に驚きました(それだけですが笑)
Commented by うそ800万 at 2006-06-05 23:49 x
>K
放送中止の件についてもっとつっこみたいんですが、
多分ヌゲイラさんがそれを主題に書き込むと思いますので
そっちで言い合いたいですねw
Commented by nugueira at 2006-06-06 02:19
>ヒデ様
 あの動きだけは「オッ、れっきとしたグラップラーなんだ」と少しだけ感心しました。

>k様、うそ800万様
 ご要望どおり?記事アップしました。
 意外だとは思っていないものの受け入れたくない、というのが正直な感想です。
by nugueira | 2006-06-05 00:34 | PRIDE武士道 | Comments(4)