UFC221の感想
2018年 02月 11日
打ち合いに挑むジンリャンだが、突っ込んだところにマシューズのパンチをもらいダウン!そのままマウントを奪ったマシューズが上から削り続けて1R終了。
2Rはマシューズがタックルからギロチンに行くが、頭を抜いたジンリャンがパウンド。スタンドに戻った後はジンリャンが前に出て圧力をかけ続ける。マシューズも下がりつつパンチは返しているのでかなり微妙なラウンド。
3Rもマシューズがタックルを交えながら攻めるが、スタンドで前に出ていくのはジンリャン。競った内容だったが、印象に残るパンチの数で上回ったマシューズが勝利。
タイ・ツイバサ○-×シリル・アスケア(1R KO)
「メガトン臭の漂う連中が出てきた」と思いながら見ていたのだが、ツイバサが体型に似合わぬコンパクトで綺麗なパンチを披露。顔面、ボディ、さらにヒジと上下に打ち分けながらアスケアを圧倒。最後はケージ際でパンチとヒジをもらい続けたアスケアが力尽きたようにヒザを着いたところでストップ。ツイバサはこれから人気が出そう。
マーク・ハント×-○カーティス・ブレイズ(判定)
序盤はブレイズが圧力をかけるが、ハントのパンチが入り後退。さらにハントがパンチを入れブレイズがヒザを着く!しかしラッシュを仕掛けたハントにブレイズがタックルを決めると、ラウンド終了までトップキープから削り続ける。
2R、息が上がった様子のハントにブレイズがカウンターのタックル。ハントは上を取られてしまうと反撃の余力が残っておらず、苦しい展開。
3Rも開始早々にタックルを決めたブレイズが立ち上がりかけるハントを繰り返し投げつけコントロールし、完勝。ハントも見せ場は作ったが、1Rのチャンスを逃したのが全てだった。
ヨエル・ロメロ○-×ルーク・ロックホールド(3R KO)
1Rはロックホールドがローからジャブ、ワンツーを次々ヒット。ロメロは手数が出ないうえにローをもらいすぎ。
続く2Rは開始と同時にロメロが飛び込んでパンチ!さらにケージに詰めてボディ連打からラッシュ!ロメロの勝ちパターンだが、ロックホールドは凌いで距離を取るとジャブの連打でロメロを突き放す。この後もロメロはラッシュを見せるものの、ロックホールドは致命傷をもらわず上手く凌ぐ。
3Rも前に出るロメロにロックホールドがローとジャブを入れる展開。ロメロはこのままだとジリ貧か…と思ったところで、ロックホールドの右フックに合わせたロメロの左フックがヒット!一撃で倒れたロックホールドにロメロがとどめのアッパーを叩き込みフィニッシュ。
ウィテカー戦と同じ負けパターンにはまるかと思ったが、ロメロの爆発力は健在。とはいえ体重オーバーが全てを台無しにしてるんだよなあ。さすがにこれでロメロがタイトル挑戦するのは納得いかないので、こうなると次期挑戦者はジャカレイか。