UFN116の感想
2017年 09月 18日
ヘクター・ロンバード×-○アンソニー・スミス(3R KO)
かなり身長差があるスミスに対し、ロンバードはお構いなしに距離を詰めると左右のパンチとロー。スミスも打撃を返していくものの、ロンバードが圧力をかけ削っていく。2Rもロンバードのペースで進むが、ラウンド終盤にスミスのパンチが入りロンバードが体勢を崩す。徐々にスミスの打撃が当たり出したか。
3Rに入るとロンバードの失速が顕著になり、スミスはパンチから突き上げるようなヒザ。前に出られなくなったロンバードはガードも下がってしまっている。そうこうしている内にスミスが右フック、さらにワンツー!ロンバードは崩れ落ちるようにダウンし、レフェリーがストップ。
2Rまではかつての強さを思い起こさせる戦いぶりだったロンバードだが、ガス欠を起こし相手の距離になったところで簡単に逆転されてしまった。これが現在の実力なんだろうなあ。
ルーク・ロックホールド○-×デヴィッド・ブランチ(2R TKO)
序盤から積極的に攻めていくブランチ。パンチでロックホールドを下がらせると、ケージ際に詰めて連打!かなりもらったように見えてヒヤリとしたが、ロックホールドは上体の動きで致命打は回避したか、すぐに持ち直してミドルで反撃。組み付いてテイクダウンを狙っていく。
2Rもブランチが前に出るが、ロックホールドは組み付きから足を掛けてテイクダウンに成功すると、あっさりマウントへ。最後はバックマウントから殴り続けフィニッシュ。久々の復帰戦を白星で飾ったが、ミドル級はタイトル戦線がひどい有様だからなあ。もとはといえばロックホールドのポカから始まった話ではあるけど。