反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

招かれざる王の帰還。悪童ジョーンズ、再びオクタゴンの頂点へ。

 UFCもRIZINも見どころ沢山だったのだが、観戦記は随時消化。まずはUFC214のメイン、ダニエル・コーミエvsジョン・ジョーンズのライトヘビー級タイトルマッチ。
 
 開始からジョーンズが関節蹴り、パンチ、ローで攻勢。コーミエが組み付いたところでジョーンズがテイクダウンするが、コーミエすぐ立ち上がる。この後もジョーンズはパンチ・ロー・前蹴りと上下左右全方向から打撃を繰り出していく。コーミエは距離を詰めながら右のロングフック。時おりジョーンズを捉えはするものの、当たりが浅いか。
 2Rもジョーンズがスタンドで主導権を握り、前蹴りに加え左右のボディもヒット。それでもコーミエは前に出続け、効いていないというジェスチャーを交えながら右フックを狙っていく。
 迎えた3R、尚も前に出るコーミエにジョーンズが打撃を入れ続けると、左ハイをヒット!フラつきながら下がるコーミエを追撃のラッシュで押し倒すと、うつ伏せになったコーミエにパウンド連打。レフェリーがストップし、ジョーンズが王座奪還に成功。

 度重なる不祥事でファンの期待を裏切り続けたジョーンズを支持する気にはなれず、ブランクの影響も考えればコーミエが制裁を加えてくれる可能性はあるのでは…と思っていたのだが、残念ながらオクタゴンの中でものを言うのは強さのみ。ジョーンズがMMA史上類を見ない才能の持ち主であるという事実を忘れていた、というより無理やり目を背けていた。
 コーミエのパンチも単発で当たってはいたがジョーンズが焦っている雰囲気は全くなく、かつての絶対王者時代の戦いぶりそのもの。招かれざる王ではあるかもしれないが、チャンピオンベルトは本来の持ち主の腰に戻ってきた…と言うしかないぐらい、今回の勝ち方は説得力十分だった。

 王者のマネーファイト優先の姿勢が最近のUFCをおかしくしていると思うのだが、AJも引退してライトヘビー級に明確な対抗馬がいない中、ジョーンズvsレスナーは組めるなら組んじゃっても仕方ないのかな、というのが率直な感想。レスナーがそこから継続参戦するとは思えず、このメガファイトの先に生まれるものは何もないんだろうけど。

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Commented by スラッカー at 2017-08-01 09:58 x
試合後のDCの態度見てて自分も目が潤んでしまいました

不用意に中間距離にとどまり続け無駄に間接蹴りをもらっていたところ見る限り、
ちょっと入れ込みすぎてたのかなとも思いましたが、
そうでなくともK.O.されるかされないかだけで勝敗の結果は変わらなかったですかね…
Commented by インザーギ at 2017-08-01 22:38 x
214最高でした。
JJの肉体の大きさは怪物ですね。
DCの健闘むなしくJJの完勝でした。
DC引退はしないようで安心しました。
こんなに悔しい敗戦はないでしょうが、またいつか再戦できるなら、それをモチベーションにしてほしいです。
みんなが認めざる得ない最強王者JJ、これで満足せずダークサイドに落ちないように、レスナー戦とヘビー級二冠目指して戦い続けてほしいですね。
でもどこかでJJのダークサイド没落ニュースを待つ自分がいますw
by nugueira | 2017-07-31 23:01 | UFC | Comments(2)