KNOCK OUT vol.2(森井&石井)
2017年 04月 08日
2R序盤は矢島がパンチ連打を振るうが、石井は右ボディから左ストレートを顔面にヒット。さらに顔面へ前蹴りを入れてから左右のパンチを叩き込む。矢島は3Rも前に出てパンチを振るうものの、石井は自分の距離をキープすると左右のフック、ロー、前蹴りを次々にヒット。終盤に右ヒジを振り抜いて矢島を下がらせると、左右の連打。何とか耐えた矢島だが、3R終了後にタオルが投入される。
「西の天才」のキャッチフレーズに恥じない、18歳離れした試合運び。立ち技は若い才能が次から次へと出てくる。
続いてライト級トーナメント一回戦の森井洋介vs宮越慶二郎。
序盤はローの応酬から始まるが、森井はボディやミドルを混ぜて徐々に攻勢を強めると、距離が詰まったところで右ストレートを入れ宮越ダウン。パンチで盛り返す宮越だが、森井が今度はどんぴしゃのタイミングで左フックを打ち抜き2度目のダウン。
ラウンド終了のゴングに救われた宮越だが、2R開始早々コーナーに詰めた森井が右ストレートを打ち抜き、宮越が崩れ落ちるようにダウンしたところでストップ。今回のメインで梅野が敗れたことも合わせて、「KNOCK OUT」の看板を体現するのはもはや森井になっているなあ。