UFC on FOXの感想
2017年 07月 23日
両者ローからパンチへつなげる。圧力を強めたリベラが、ボディショットから相打ち気味の右を打ちこみアルメイダダウン!。アルメイダはすぐさま立て直すが、ショートの右をリベラが入れ2度目のダウンを奪う。
いきなりピンチに追い込まれたアルメイダだが、2Rは跳びヒザを交えながら圧力をかけていく。パンチがリベラの顔面を捉えるが、リベラが右を入れアルメイダ一瞬棒立ちに。しかし圧力をかけ続けるアルメイダは右を入れ、今度はリベラが腰を落とす。この後もアルメイダの有効打数が増え、流れを引き戻し最終ラウンドへ。
3R早々、リベラがリフトからテイクダウン。立ち上がり際に膝を入れる。アルメイダはミドルから左をヒット。この後もクリーンテイクダウンは許さず、アルメイダのパンチがリベラを捉える回数がやや多い印象で試合終了。
2・3Rをアルメイダが取ってもおかしくないか?と思ったが、判定は3-0、二者はフルマークでリベラ。2Rもアルメイダに効かせる場面はあったし、まあ許容範囲か。
デニス・バミューデス×-○ダレン・エルキンス(判定)
バミューデスが圧力をかけ、ローからパンチ。しかしハイで体勢を崩したところにエルキンスが組み付き、そのままバックをキープ。バミューデスは単発でローやヒザを入れるものの、エルキンスはしつこく組み付きテイクダウンを奪っていく。
2Rはバミューデスが圧力をかけ、ジャブから返しの右をヒット。さらにタックルでテイクダウン。だがエルキンスはまたも組み付いてペースを握らせない。終了間際にバミューデスがヒザを突き上げるが、当たりが浅いか。
3Rもバミューデスが攻勢。パンチがエルキンスの顔面を捉え、エルキンス下がる場面が増える。
これまた2・3Rをバミューデスが取ったか、と思ったがスプリットでエルキンスの勝利。競った展開だったが、バミューデス的には痛い黒星。
クリス・ワイドマン○-×ケルヴィン・ガステラム(3R 肩固め)
ジリジリ間合いを測る両者。ワイドマンがシングルレッグからテイクダウンを奪う。バックをキープし続け、さらにトップポジションを取るとアームロック狙いへ。しかし力ずくで堪えたガステラムが立ち上がると、スタンドに戻した後は圧力を賭けながら左狙い。ラウンド終盤に飛び込んでの左ストレートがヒットしワイドマンダウン!ガステラムが追撃に行くが、ホーンに救われる。
2Rはワイドマンがケージに押し込み、足をすくうようにテイクダウン。バックをキープし、パウンドで削り続けてラウンドを終える。
3Rは開始早々近い距離で打ち合い、お互いのパンチが入る危なっかしい展開に。ワイドマンの右がヒットするが、ガステラムはヘッドスリップで追撃をかわすと再び圧力をかける。しかし再度右を打ちこんだワイドマンがタックルからテイクダウン。しつこく上をキープし続けると、最後は肩固めで一本。
ワイドマンはなんとか連敗脱出。「一発病」は相変わらずだが、レスリング力の差で逆転勝利を引き寄せた。