G1 Special
2017年 07月 05日
初日のメインであるオカダvsCodyのIWGP戦は、さしものオカダもこの相手と試合を作るのは難しかったか…という印象。これまでの新日本での試合も同じような感じだけど、Codyは試合のリズムがもろにアメプロなので、やっぱり新日本勢と手を合わせるとリズムの違いが目に付いてしまう。それでもCodyのレインメーカー、オカダのクローズラインと掟破りの応酬になった辺りから盛り上がったので、まあオカダとしては及第点のパフォーマンスはできたというところか。
もう一つの目玉である初代IWGP US王者決定トーナメントでは、初戦で内藤が石井に敗退。これでG1優勝フラグが立ったか!(←スレたプロレスファン的発想)
2日間通してG1本番直前ということもあり抑え目な空気があったのだが、そんな中でトーナメント決勝のオメガvs石井は掛け値なしの名勝負。この2人のシングルは今年すでに3度目だけど、本当に手が合うんだなあ。場外長机へのドラゴンスープレックスは見ているこっちがひっくり返りそうになった。
この1年間MVP級のパフォーマンスを見せてきたオメガにベルトが渡ったのは納得というかめでたしめでたしなんだが、次回のアメリカ興業の日程も決定していない中で、US王座をどう活用していくんだろう。オメガに対して「これでIWGP戦線に絡めなくても文句ないよな」という手形を切ったようにしか見えないのだが。