UFN112の感想
2017年 06月 26日
シヴァーがシングルレッグに行くが、BJ耐える。BJのジャブが入るが、シバーの右もヒット。BJが徐々に下がり始める展開で1R終了。
2Rもシバーがローとパンチで攻勢。しかしBJは下がりながらパンチを返すと、ジャブが立て続けにヒット。さらにシバーの入り際に右アッパー!ダウンしたシバーのサイドを奪うが攻め切れずにラウンド終了。
BJが流れを引き寄せたかに見えたが、3Rは再び圧力を強めたシバーがローとパンチ、さらにハイキック。BJは下がり続けるだけで手数が出ない。最後はBJがケージ際でパンチをもらい続け試合終了。判定2-0でシヴァー。
2Rに起死回生の一発が入ったが、そこから先が続かずに再逆転を許し敗北。五味もそうだが、全盛期を知っている選手のこういう姿を見ると怒りとも悲しみともつかない感情に襲われてくる。
ティム・ボッシュ○-×ジョニー・ヘンドリックス(2R KO)
ボッシュがローとミドル。ジョニヘンは距離を詰めてフックを振るうが、有効打につながらない。ラウンド終盤にボッシュがボディから顔面へのダブル。2R開始早々、ボッシュのハイがヒット!ダウンしたジョニヘンに追撃のパンチを入れ、最後はクリンチアッパー連打。ジョニヘンが崩れ落ちたところでストップ。
BJの感想と重なるが、強かったころのジョニヘンと比べると同一人物と思えないほどの負け方。体重も作れていないし、ウェルター級王座から転落した辺りで気持ちの面が切れてしまっているのでは、と思えてならない。ここから巻き返せるとは思えず、これ以上試合を重ねるのは無駄な黒星を重ねる結果にしかならない気がするのだが。
マイケル・キエサ×-○ケビン・リー(2R チョークスリーパー)
キエサのストレートがヒット。さらにバランスを崩したリーに覆いかぶさるようにテイクダウン。リーがスラムで叩き付けるが、キエサが下からしつこく三角を狙う。しかしこれを凌いだリーがバックに回ると強烈なパウンドを入れ、四の字フックの体勢からチョークへ。キエサが動かなくなったところでレフェリーがストップ。
ネームバリューは劣ってもイキのいい選手同士が闘うとこうなるんだ、という模範例のようなシーソーゲーム。最後のレフェリングは確かに揉めるだろうが、キエサが抵抗しなくなっていたように見えたのでまあ許容範囲では。