[こだわり]バウト
2017年 02月 28日
MVP:平本蓮(2/25 K-1 WORLD GP)
トーナメント準優勝の選手がMVPというのは本来禁じ手なのだが、次の時代の胎動は既に始まっている、ということを知らしめてくれた平本を迷わず選出。あの舞台でゴンナパー相手にあの勝ち方ができる18歳、本当に恐れ入りました。
ベストバウト:塚越仁志vsモハン・ドラゴン(2/18 Krush.73)
自分の武器を愚直なまでに繰り出し続けたモハンがベルトを手中にしかけるも、最終Rの好機を逃さなかった塚越が大逆転のKO防衛。K-1のフィーダーショーのポジションとなっているKrushだが、それでも依然名勝負が生まれ続けているのは場力がある証拠。
ベストKO:瑠輝也(2/25 K-1 WORLD GP)
おそらく早くもK-1の年間ベストKO…どころか全立ち技団体を通じてのベストKOになってもおかしくない、衝撃の二段蹴り。こういう勝ち方をしてくれると、次の試合も見なくちゃ、と思わされる。
ベストサブミッション:ホナウド・ジャカレイ(2/12 UFC208)
DREAM旗揚げ時に一本勝ちを量産していたジャカレイが10年経った今もUFCで一本の山を築いている、というのはよく考えると凄い話。早くタイトルマッチよ回ってこい!
[おすすめ]バウト:ハビブ・ヌルマゴメドフvsトニー・ファーガソン(3/5 UFC209)
勝てども勝てどもタイトルマッチが巡ってこなかった悲運の実力者同士によるライト級暫定王者決定戦。正王者の動向が判然としないのは気がかりだが、悲願のベルトに手をかけるのは果たしてどちらか。