反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

井岡&小國

 続いてTBSの感想。なんでボクシング中継の時間をテレ東に被せてくるかな。

 まずWBA世界フライ級王座統一戦、井岡一翔vsスタンプ・ギャットニワット。
 1R、井岡は左ボディ。ジャブを突きつつ、まずは様子見か。
 2Rは左右のフックを振り回すスタンプに井岡が落ち着いてジャブを刺していくが、近距離の打ち合いから右フックが入り井岡まさかのダウン!ダメージはさほど感じさせない井岡だが、3Rもスタンプは井岡の打ち終わりに右フックをかぶせてくる。井岡はジャブとボディで反撃。
 4R、引き続き左右のフックを振り回すスタンプに、井岡が左ボディから左フック!効いた!スタンプはなおも接近してパンチを振り回すが、井岡は左ボディ、右ショートを次々とヒット。
 5R、井岡はガードの隙間を縫うように左ボディ、左アッパー、右ショート。6Rはスタンプが接近戦でパンチを振り回すが、ラウンド後半は距離をキープした井岡が左右のボディ、フック、ショートアッパーを面白いようにヒットさせる。
 迎えた7R、井岡は引き続き上下左右のコンビネーションで滅多打ち。そして左ボディを食らったスタンプが悶絶するようにダウン!何とか立ち上がるスタンプだが、またもボディをくらい両膝をつく。最後はスタンプが嘔吐する圧倒的KO劇で井岡が王座統一。
 いやー、世界戦で相手にゲロ吐かせる試合を初めて見た。2Rのダウンはヒヤリとしたし、実際問題スタンプは勢いのある怖い選手だったが、それでも圧倒的な技量の差を見せつけた。今年はぜひ他団体王者との統一戦を実現させてほしい。

 続いてIBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、ジョナタン・グスマンvs小國以載。
 1R、小國は打ちおろしの右。グスマンは距離が詰まると回転力のある連打を出す。2Rは圧力を強めたグスマンが前に出ながらコンビネーション。小国もボディストレートを起点に反撃する。グスマンが回転力を強めて攻勢を印象づけラウンド終了。
 3R、グスマンのパンチが小國の顔面を捉える。すぐさま左右のノンストップ連打で追い込むグスマンだが、突っ込んできたところに小國の左ボディがグサリ!グスマン崩れ落ちるようにダウン!大チャンスを迎えた小國だが効果的な追撃ができない。
 4Rに入るとグスマンが近距離の連打で再度猛攻。だが小國もボディやフックを返す。5R、グスマンはワンツー。小國も左ボディやボディストレートを返す。グスマンの猛攻に小國は落ち着いて対応しながらしっかりパンチを返している。
 7R、グスマンのワンツーが顔面にヒットし、ロープに詰め猛攻。だが小國がボディで反撃するとグスマンが下がる。8Rも小國がボディ連打。グスマンは下がる場面が増え、手数もガクリと減ってきた。
 9R以降もグスマンはボディを嫌がり後退。それでも単発で強いパンチを返していく。11R、打ち合いから小國の左ボディでグスマンががくりとヒザをつく!しかしなぜかローブローの裁定。12Rは下がるグスマンに小國が繰り返し右ストレートをヒットし試合終了。
 後半は手数の減ったグスマンを押しつづけた小國が、判定3-0で勝利しベルト奪取。日本での試合にも慣れてきていたはずのグスマンに勝ったのは大きい。年末の日本勢の中で一番の大仕事、と評価してあげていいのでは。

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Commented by みゆパパ at 2017-01-02 10:32 x
テレ東、録画中継でしたからね。
むしろテレ東が被せてきたようなw

抜けた存在が軒並みSフライに上げてしまった今こそ、
井岡が最強アピールする絶好の機会ですなw
と嫌みのひとつも言ってやりました。

小國の勝利はさすがに予想できませんでしたねぇ。
11Rがローブローとか、
幾ら掴まされたんだと言いたくなりました。

ライブ配信してくれたから観れましたが、
田中の試合も中継してほしかったです。
見事の一言でした。
Commented by nugueira at 2017-01-15 06:26
>みゆパパ様
 とはいえテレ東の放送枠は前から明らかになっているわけで、やっぱりTBSの戦略ミスという気が。確かにフライ級の面子が薄くなった途端に井岡がいいパフォーマンスを見せ始めた、というのはありますね。
by nugueira | 2017-01-02 09:50 | ボクシング | Comments(2)