反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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リナレスvsクロラ

 観戦記がまたも盛りだくさんなので、順次消化。まずは25日早朝のWBA・WBC世界ライト級王座統一戦、ホルヘ・リナレスvsアンソニー・クロラ。

 がっちりガードを固めて圧力をかけていくクロラに、リナレスはコンビネーションからボディで攻めていく。2Rもリナレスがコンビネーションからのボディを連打するが、クロラはじりじりプレッシャーをかけ続ける。3Rはボディの打ち合いから、リナレスが左のアッパー・ボディのダブル。手数でリナレスが優勢だが、それでもクロラの圧力は弱まらない。
 4Rに入るとクロラがロープ際に詰めて打ち込む場面が増えてくる。リナレスが連打からボディを入れるが、クロラがローブローをアピールし中断。リナレスのリズムにどう影響するか。5Rもボディの打ち合い。リナレスがボディから返しの右フックを入れるが、クロラの圧力に押されリナレスの手数が減ってくる。4・5Rはクロラのラウンドか。
 しかし6Rに入るとクロラがボディを嫌がり始める。リナレスの右が入り、効かされた様子のクロラにリナレスが連打!この試合で始めて明確な攻勢の場面を作る。だが7Rは再びクロラがプレッシャーをかける展開。リナレスはカウンター狙いか。
 8Rにリナレスはハンドスピードのある連打を叩き込むが、それでもクロラはしつこく前に出ていく。9Rもクロラの圧力は弱まらず、有効打はもらわないもののリナレスは手数が減って印象が悪い。
 リナレスには嫌な流れで終盤戦に入るが、10Rはフットワークのギアを上げたリナレスが左ボディから返しの右。再び流れを引き戻す。11Rもリナレスは下がりながら左カウンター、さらにアッパーからボディで攻勢。クロラの圧力もさすがに弱まってきたか。最終ラウンドもリナレスは攻勢を強めボディから返しの右。終盤はきっちり攻めた形を作って試合終了。

 個人的採点は116-112でリナレス。ただリナレスの有効打を取るかクロラの圧力を取るか判断の分かれそうなラウンドもあり、ホームタウンデシジョンを考えると油断できないか…と思いながら判定を聞いたが、1~6ポイント差で三者ともリナレス。敵地で価値ある勝利を挙げ王座統一に成功。
 リナレスは苦しい展開になりつつあった10R以降でしっかり攻めて主導権を握り返したのがお見事。かつては大事なところで一発をもらってしまう脆さがあったが、強いチャンピオンになったなあ。

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by nugueira | 2016-09-26 23:26 | ボクシング | Comments(0)