反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

UFC Fight Night 88の感想

 メインとセミの感想。ヴェウドゥムの王座陥落に続き、ブラジル勢には5月は受難の月だったか。

ヘナン・バラォン×-○ジェレミー・スティーブンス(判定)
 1R、トンプソンがロー。バラォンはシングルレッグからワンツー。バラォンが組み付いてケージに押し込むがテイクダウンはできない。バラォンがミドル、ワンツーを出すがトンプソンも打ち返す。終盤にバラォンがタックルからバックを奪うが、テイクダウンには至らず。
 2Rに入るとトンプソンがバラォンのタックルを切るようになる。トンプソンのアッパーが入りバラォン後退。バラォンはバックスッピンキックは出すが攻めが単発。徐々に手数が出なくなり、近距離のパンチ合戦でも打ち負けてしまう。
 3R、バラォンは細かいパンチのコンビネーションを出すがクリーンヒットは出ず。トンプソンの方が打撃戦になっても余裕があるか。バラォンがタックルからバックを取るも、トンプソンの背中はマットにつけられない。終盤にはトンプソンの右がヒットし試合終了。判定は三者とも29-28でトンプソン。
 階級を上げた際の「パワー・フィジカルの壁」はよくある話だが、バラォンほどの選手でもこの壁に屈してしまうとは。試合全体を通じて圧力不足は明らかで、かつて相手を破壊するようなKOを連発していたバラォンのこういう姿を見るのは切なかった。このレベルの相手にこの内容で敗れたとなると、今後の道のりは厳しいことになりそう。

トーマス・アルメイダ×-○コディ・ガーブランド(1R KO)
 ガーブランドがワンツー、さらに跳び膝からパンチ。アルメイダはなかなか手数が出ない。ガーブランドの飛び込んでのワンツーがヒットしアルメイダ後退!ケージ際での打ち合いになる。一旦離れた後、さらにパンチの打ち合い。ガーブランドのワンツーがヒットしアルメイダ再び後退!最後はケージ際でガーブランドが右フックを打ち抜き、アルメイダ崩れ落ちるようにダウン!無敗ホープ同士の対決はガーブランドがアルメイダを粉砕した。
 これまでは危なっかしさがありつつも嵐のような打撃で相手をなぎ倒してきたアルメイダだが、今回は序盤からガーブランドの勢いの前に何もできず。もともとタレント豊富というわけでもないバンタム級戦線、ガーブランドが一気に上位に絡んできそう。
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by nugueira | 2016-05-30 23:38 | UFC | Comments(0)