反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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ジャックvsビュテ

 エキサイトマッチの感想を。まずフェザー級10回戦、ホルヘ・ララ対フェルナンド・モンティエル。
 開始と同時にララが猛然と距離を詰め左右の連打。開始わずか30秒で右を打ち抜かれたモンティエルがダウン。足元がふらついていて明らかに効いている。この後もララの追撃にモンティエルはダウンを重ね、最後は右を打ち抜かれてうつ伏せにダウンし勝負あり。
 ドネア戦で壊れていることは分かり切っているとはいえ、かつて長谷川と名勝負を繰り広げたモンティエルのこういう姿は見たくなかったなあ。

 続いてウェルター級12回戦、ビクター・オルティス対アンドレ・ベルト。直近でオルティスを見たのは『エクスペンダブルズ3』なので「まだ引退してなかったのか!」というのが正直な感想。
 再戦ということもあってか1Rは両者様子見。オルティスが踏み込んだところでバッティングし、オルティスが頭から流血。
 2Rはオルティスの踏み込んでの左が繰り返しヒット。フットワークを使ってベルトの反撃をいなすと、ラウンド終盤に左ストレートをヒット!ベルトは尻餅をつくようにダウン。
 優位に立ったオルティスは攻め急ぐことなく、フットワークを使って距離をキープ。しかしこれが良くなかったか、ダメージを回復したベルトは4R、距離が詰まったところで右アッパーをクリーンヒット!崩れ落ちたオルティスは立ち上がるが足元が定まらず、ベルトはすかさず追撃。ロープ際で打ちおろしの右を入れたところでオルティスが2度目のダウンを喫し、勝負あり。ベルトが逆転KOでリベンジに成功した。これでオルティスに代わりスタローン軍団入りが決定か。

 最後はWBC世界スーパーミドル級タイトルマッチ、バドゥ・ジャック対ルシアン・ビュテ。
 序盤から警戒に手数を出すビュテ。ジャックはビュテの打ち終わりにカウンター狙い。ラウンド終盤にはジャックの左のショートがビュテの顔面を捉える。
 2R以降も積極的にパンチを出すビュテに、ジャックはがっちりガードを固めてカウンターという展開。ジャックは少し手数が足りないか。4Rに入るとビュテは圧力を強め前に出ていくが、ジャックがショートを合わせ有効打の数では上回る。
 5R、ジャックの左右の連打がヒット。さらにサウスポーにスイッチして左フックがビュテの顔面を捉える。ラウンド終盤はジャックが左右ボディも打ち込み、徐々に削っていっている印象。
 この後もジャックは一発一発の威力はないものの、タイミングよくパンチを繰り出し有効打を次々ヒット。着実にポイントを取っていく。ジャックが連打を入れた後はがっちりガード、の繰り返しでビュテに有効打を許さず、試合は終盤戦へ。
 10Rはビュテが手数を増やすが、ジャックの細かいボディ連打が効いてきたか、ラウンド後半には一瞬動きが止まる場面も。それでもビュテはひるまず11Rも距離を詰めて連打。ジャックも打ち終わりにカウンターを入れていくが、乱打戦ではやや分が悪いか。最終ラウンドもビュテが近距離での打ち合いに持ち込み、終盤は手数で押し続けた印象で試合終了。
 ジャックの有効打をとるかビュテの手数をとるかで判断の分かれるラウンドが多かったが、はたしてというべきか判定はジャックが1-0のドロー防衛。個人的にはジャックのつまらないが丁寧なボクシングの方が上回っていた印象。ビュテは積極性で勝っていたのは間違いないが、ベルトを奪還するほどの決定的な場面は作れなかった。
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by nugueira | 2016-06-16 23:44 | ボクシング | Comments(0)