反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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ヒョードルよもやの大苦戦。皇帝に突き付けられた現実。

 ヒョードル出場のFIGHT NIGHTS50を(リアルタイムとはいかなかったが)ファイトパスで視聴。

エメリヤーエンコ・ヒョードル○-×ファビオ・マルドナド(判定)
 1R、ヒョードルはジリジリ圧力をかけるとケージ際で猛ラッシュ!マルドナドはガードをがっちり固めて凌ぐ。この後もヒョードルはプレッシャーをかけながら上下左右のコンビネーションを繰り出していくが、ケージ際のマルドナドへパンチを振るいながら踏み込んだところへカウンターの右がヒット!前のめりに倒れたヒョードルにマルドナドがパウンドの嵐。何とか立ち上がるヒョードルだが相手に背を向けて足がふらついており、相当なダメージなのは明らか。この後もマルドナドは追撃に行くが攻め疲れの様子でラウンド終了。ヒョードル予想外の大苦戦、かつグダグダの展開に。
 2Rはやはり攻め疲れか手数の出ないマルドナドに、多少持ち直してきたヒョードルがパンチ、ロー、ハイキックを繰り出し反撃。マルドナドのパンチでバランスを崩す場面もあったが、このラウンドは手数でヒョードルか。
 最終ラウンド、今度はマルドナドが自ら前に出て反撃。ヒョードルはスピードのある連打は繰り出すが、逆にマルドナドのジャブをもらい何度も顔面が跳ね上がる。両者決定打は出ないまま試合終了。

 個人的採点は1Rが10-8でマルドナド、3Rもマルドナド。さすがにヒョードルの勝ちはないだろうと思っていたが、ジャッジはドロー1名、29-28が2名でヒョードル勝利。3Rがヒョードルに入るのはまだ分かるとしても、1Rがあれで10-8にならないのが不可解。久しぶりに唖然とする判定だった。

 勝利という結果だけはついてきたが、ある意味ヴェウドゥム戦、ペザォン戦、ダンヘン戦の3連敗以上にヒョードルに対して失望させられた試合。ホームタウンデシジョンで勝ちを拾う皇帝の姿など見たくなかった。今回の試合を見て「ヒョードルが今のUFCヘビー級で勝ち上がっていける」と思う人間は皆無のはずで、合意目前とにおわせていたUFCとの交渉もパワーバランスが崩れてしまうのでは。復帰2戦目にして、皇帝の纏っていた「幻想」というヴェールはあっさりと剥ぎ取られてしまった。
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by nugueira | 2016-06-18 17:22 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)