反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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ブローナー、4階級制覇

 エキサイトマッチの感想。まずIBF世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、ホセ・ペドラサvsエドナー・チェリー。
 近距離で左右のパンチを強振するチェリーに、ペドラサは上体を柔らかく動かしながらディフェンス。2Rにペドラサがダッキングでチェリーの左右のフックを空振りさせると、3Rには狙い澄ました右を次々ヒット。タイミングと距離を見切っている感じ。
 4R、チェリーはゴリゴリ距離を詰めて打ち合いに持ち込むが、ペドラサはダッキングでかわしチェリーの打ち終わりにフックを合わせる。続く5R、ペドラサはガードを固め手数が減るが、それでも気づくとペドラサの圧力にチェリーが下がらされている。
 6Rは頭をつけるようにしながらの打ち合いになるが、チェリーの右が繰り返しヒットしペドラサが下がる。チェリーはようやく流れをつかんできたか。7Rは序盤からチェリーの強い右が繰り返しヒット。接近戦に活路を見出したチェリーが形勢逆転に成功する。
 だが8Rはサウスポーに構えたペドラサが再び圧力を強めチェリーを下がらせる。チェリーは再び手数が減り、序盤と同じ展開に。
 後がなくなってきたチェリーは10R、自ら前に出て左右のパンチを振るうが、ペドラサは上手く距離をコントロールしパンチを入れ、主導権を渡さない。終盤戦も強引な攻めで一発逆転を狙うチェリーだが、ペドラサがフットワークと上手いディフェンスでペースを譲らず、チェリーは捉えきれないまま終了。
 判定は割れたがスプリットでペドラサが王座防衛。チェリーは一発の威力では上回っていたが、試合後者のペドラサを崩しきれなかった。

 続いてWBA世界スーパーライト級王座決定戦、エイドリアン・ブローナーvsカビブ・アラクベルディエフ。
 1R、ブローナーは速い左からノーモーションの右。対するカビブは飛び込んでのボディストレート。両者慎重な立ち上がり。
 2Rもカビブはボディを軸に攻撃するが、ブローナーはそれを待ち構えて、飛び込んできたところを右アッパーで迎撃する。3Rに入るとブローナーの左右のパンチがカビブの顔面を捉えるようになる。カビブは中間距離で戦っているが、これはブローナーの土俵か。
 4R、ブローナーは半身の構えでL字ガード。カビブのパンチを肩でブロックしながら高速のパンチを入れていき、リズムに乗ってきたか。ウェルター級ではパワー負けしていたブローナーだが、この試合ではそういった場面は見られず、肩をつけての押しあいの展開になってもタイミングよくカウンターを入れていく。
 6R序盤にブローナーはロープに詰められカビブのパンチを受けるが、打ち合いからきっちりボディ・アッパーをヒット。続く7R、ブローナーは自ら前に出るとジャブから右ボディ。カビブは受けに回ってしまう苦しい展開になってくる。
 8R、ブローナーは腰を落としてノーガードからアッパー。何かを話しながらパンチを繰り出し、完全にカビブを呑んでかかっている。9Rもブローナーはカビブが突っ込んできたところにどんぴしゃの右アッパー。
 完全にブローナーのペースで迎えた11R、ブローナーのパンチをもらったカビブの顔が跳ね上がる。さらに打ち合いからカビブを下がらせたブローナーは左右のラッシュ。迎えた最終ラウンド、ブローナーは再び打ち合いの展開からカビブを下がらせ、左右のボディ、アッパーのラッシュ。見かねたようにレフェリーが割って入り、TKOでブローナーが4階級制覇を達成。
 今回のブローナーは階級を落としたのが功を奏し、打ち合いの場面でも余裕を持って戦えていた感じ。最後にきっちりフィニッシュした点を含め、久々にブローナーらしい試合を見れた。ウェルター級では限界が見えていたが、スーパーライトではまだまだ面白い戦いができそう。
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by nugueira | 2015-11-13 23:45 | ボクシング | Comments(0)