反り立つ壁に撃沈。


by nugueira
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マティセvsポストル

 エキサイトマッチでWBC世界スーパーライト級王座決定戦、ルーカス・マティセvsビクトール・ポストルを視聴。

 1R、上背とリーチに勝るポストルはジャブで先手。マティセは飛び込んでの左ボディから返しの右を打ち込んでいく。
 だが2R以降はマティセが前に出ようとするタイミングでポストルがことごとくジャブを打ち込み、懐に入らせない。マティセは時おり強い左ボディは入れるものの単発で、後が続かない。ポストルはジャブから返しの右で距離を保ち、懐に入られたらクリンチワーク、というパターンでマティセに自分のリズムを作らせない。
 強引に前に出ようとするものの反撃の糸口がつかめなかったマティセだが、6Rに右ストレートを打ち込みポストルが後退。これで勢いづいたマティセは7R序盤にも右を入れ、バッティングの中断を挟みつつも攻勢。徐々に流れが変わり始める。
 だが8Rに入るとポストルは再びジャブでマティセを懐に入らせず、さらに打ち下ろしの右をヒット。マティセは背中を見せながら後退し、再び主導権を握られてしまう。
 9Rもポストルの流れで進み迎えた10R、ロープ際のポストルにマティセが強引に突っ込んできたところへ、右ストレートがヒット。ダウンしたマティセは片膝をついたまま立ち上がれず、ポストルが王座を獲得。

 リーチ差があり懐が深いやりにくい相手であったのは確かだが、これまでそんなことはものともせず剛腕でなぎ倒してきたのがマティセなわけで、こうも簡単に距離をコントロールされ豪打を封じられてしまったことが意外。最後もダメージで立てなかったというよりは心が折れていた感じで、マティセのこんな姿を見ることになるとは予想していなかった。この一戦で判断するのは時期尚早だが、ここから下り坂に入ってしまうのか…というレベルで心配になってしまう負け方。
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by nugueira | 2015-10-29 23:04 | ボクシング | Comments(0)