反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

スティーブンソンvsカーペンシー

 エキサイトマッチの感想を。まずWBC暫定世界スーパーバンタム級タイトルマッチ、ウーゴ・ルイスvsフリオ・セハ。
 1R、リーチで勝るルイスに対しセハは懐へ入ろうとするが、ルイスは相手が飛び込んできたところへショートアッパーを合わせる。2Rもルイスはタイミングのいいワンツーで懐に入りたいセハの出鼻をくじく。
 3R、タイミングが合い始めたルイスは徐々に手数を増やし右アッパーから左フックのコンビネーション。そしてセハが突っ込んできたところにどんぴしゃの左フックを合わせダウン!何とかこのラウンドを凌いだセハは4Rもひるまず前へ出続けるが、ルイスは打ち終わりにタイミングよくパンチを合わせる。
 完全にルイスのペースか…と思った5R、セハがなおも前に出続けると、左フックをクリーンヒット!一撃で吹き飛ばされるようにダウンしたルイスは何とか立ち上がるがダメージは深く、ロープ際に詰めたセハが猛ラッシュで2度目のダウンを奪ったところでレフェリーがストップ。セハが劇的逆転KOで暫定王座を獲得。

 続いてWBC世界ライトヘビー級タイトルマッチ、アドニス・スティーブンソンvsトミー・カーペンシー。
 ともにサウスポーの両者。カーペンシーは飛び込みながらの左を狙っていくが、スティーブンソンも左を返す。カーペンシーが踏み込んでのワンツーを打つが、ここでスティーブンソンの左がヒット!カーペンシーがガクリと腰を落とす。
 一発の強さでは勝るスティーブンソンだが、距離を測りながらスッと踏み込んでくるカーペンシーにやりにくさを感じているのか、2R序盤はカーペンシーの左がヒット。しかしスティーブンソンも距離が詰まったところでパンチを強振し、互いの左が交錯するヒリヒリする展開。2Rはこのまま終了か…というところで飛び込んだカーペンシーにスティーブンソンの左がヒット!一撃でフラフラと崩れ落ちたカーペンシーはギリギリで立ち上がりゴングに救われる。だがダメージの残るカーペンシーに3R開始早々スティーブンソンが左の連打を浴びせ、なぎ倒されるようにカーペンシーがダウンしたところでレフェリーがストップ。
 カーペンシーの戦い方は決して悪くなかったものの、それでもスティーブンソンが一撃の強さを見せつけKO防衛。もうさっさとコバレフと統一戦をやってくれ。

 最後はWBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦、ビンセント・フェイゲンブッツvsマウリシオ・レイノソ。
 1R、リーチに勝るレイノソが伸びのあるジャブ、さらにワンツー。フェイゲンブッツはラウンド後半は距離を詰めて連打を繰り出していく。
 出だしこそ硬かったフェイゲンブッツだが、2R開始早々に距離を詰めて右フックを打ち込むと、レイノソは手を突いてダウン。これでリズムに乗ったフェイゲンブッツは、クリンチに行こうとするレイノソに組み付く隙を与えず近距離でパンチを打ち込んでいく。
 完全にペースを握ったフェイゲンブッツは3Rもカウンターの右ショートを打ち込むと、左右のボディを連打しレイノソが悶絶するようにダウン。立ち上がって反撃に来たレイノソに右を入れ、崩れ落ちたところでレフェリーがストップ。19歳のホープ・フェイゲンブッツが暫定王座を獲得。粗さも目立つが、この分かりやすいスタイルは魅力的。
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by nugueira | 2015-10-15 23:05 | ボクシング | Comments(0)