反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

K-1 WORLD GP の感想

 間が空きましたが、11月のK-1三大タイトルマッチの映像を見たので感想を。

武尊○ー×チャールズ・ボンジョバーニ(2R KO)
 FUJIYAMA FIGHT CLUBでもダイジェストは見たのだが、改めてノーカットで見ると武尊は最初のダウン以上にその後の追撃のアッパーの方がヒヤリとする感じ。しかしここから一息つくことなく自分から前に出続けてひっくり返すんだから、やっぱり凄い。KOを奪うにはパンチ力や技術に加え「相手を倒し切る気持ち」も必要な要素だと思うのだが、その点で武尊は「KO力」に長けている。

卜部功也×ー○卜部弘嵩(3R KO)
 1Rにリードジャブから着実に有効打を入れた功也が、2Rに入ると強烈な左を次々とヒット。ガクリと腰を落とした弘嵩に追撃の連打を打ち込むが、コーナーに詰められた弘嵩が跳びヒザ一閃!ダウンを奪い一撃で試合をひっくり返す。
 3Rは後がない功也がパンチ連打を入れれば弘嵩も打ち返す一進一退の攻防になるが、最後にまたも弘嵩の跳びヒザ!弘嵩が兄弟対決でリベンジを果たし、新王者に。
 非情に仕留めきれない功也の甘さが裏目に、という声もあったが、これはもうあの劣勢から逆転の一撃を入れた弘嵩を褒めるしかないのでは。これで1勝1敗だが、客席で涙ぐむお母さんの姿を見ちゃうと、兄弟対決はもうこれっきりでいいと思えてきちゃう。

ゲーオ・ウィラサクレック○ー×木村“フィリップ”ミノル(1R KO)
 ミノルは左右のパンチを強振、対するゲーオはハイキックを繰り出すが両者クリーンヒットは出ないまま迎えたラウンド終盤、ゲーオがミノルをコーナーに詰めると飛び込んでの左ストレートからヒザ蹴りを叩き込む。ミノルはうつ伏せに倒れ、ゲーオが圧巻のKO勝利でリベンジ&防衛。
 やっぱり本気になってきっちり仕上げてきたタイ人はつけ入る隙がないなあ。2015年のK-1を牽引したミノルだが、これで貯金はいったんチャラ。次回の日本トーナメントでの失地回復はなるか。
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Commented by みゆパパ at 2016-01-24 12:47 x
本当に、この大会は神興行でした。

卜部兄弟のことは、本当に甘く見ていました。
功也は階級変更できそうなんですかね。
本当にもう兄弟対決はこれで終わりにしてほしいと思います。

武尊は、いずれは那須川と交錯することはあるんでしょうかね。
RIZINで対戦して武尊が勝利すれば、K-1にとっては計り知れない恩恵があると思うのですが。
実現してほしいなぁ。
Commented by nugueira at 2016-01-29 23:59
>みゆパパ様
 那須川は本人が騒いでいるだけなのか、ジムやRISEが実現に向け動く気があるのかがいまいち見えてこないんですよね。既に地上波での露出もある武尊にとってはリスクも大きいカードではあると思います。
by nugueira | 2016-01-23 21:16 | K-1 | Comments(2)