RIZIN~IZAの舞~の感想①
2016年 01月 12日
RENA○-×イリアーナ・ヴァレンティーノ(2R 腕十字)
RENAはスタンドで自分の間合いに入れず、ヴァレンティーノの伸びる左をもらってしまう。払い腰からテイクダウンはするものの上のポジションをキープしきれずすぐに立たれる嫌な展開を繰り返し1R終了。これは苦しいか・・・と思った2R、テイクダウンから立たれた後に、首相撲の体勢からRENAが跳びつき腕十字へ!これがガッチリと極まり、逆転一本勝ちで第1試合の役割をきっちりと果たしてみせた。MMA初戦でいきなりこれをやってのけちゃうんだから、やっぱりこの娘はスター性あるわ。
武尊○-×ヤン・ミン(2R KO)
武尊はテンカオとストレートでガンガン攻めるいつものスタイル。対するヤン・ミンも積極的に打ち返し、序盤からバチバチの展開に。こうなると武尊の土俵で、2Rにテンカオ、ボディ、フックの連打でヤオ・ミンを後退させると、ラウンド終了間際に右ストレートでロープ外に吹き飛ばすようにしてKO。相変わらずハラハラさせられるが、軽量級とは思えない・ギャビ・ガルシア vs. レイディー・タパ 面白い試合を見せてくれる。
ギャビ・ガルシア○-×レイディー・タパ(1R TKO)
開始早々、タパの左をもらったギャビがダウン!そこから立ち上がったギャビはパンチを振るっていくと、逆にパンチを効かせていく。両者粗いパンチを振り回す展開から、ギャビのパンチが裏拳のようにヒットしタパがダウン!ギャビが追撃のパウンドを入れたところでレフェリー止めた。
内容的には大晦日にもってこいのメガトンファイトだったのだが、それをやったのが女性同士というのが何とも・・・。ギャビの柔術での華やかな実績はどこに行ってしまったんだ。まだまだ経験を積む必要があるが、お手頃な相手を引っ張ってくるのに苦労しそう。
あと橋本マナミのコスチュームとパフォーマンスはどう反応すればいいものなのか。この手の仕事は「やらされてる感を出さない」ことが大事だと思うのだが、そこを全くクリアできてないもんなあ。
曙太郎×-○ボブ・サップ(負傷判定)
試合内容の詳述はもはや面倒なのでカット。負傷TKOと判定されてもおかしくないし、曙は攻撃らしい攻撃も出せていなかったから、まあ妥当な判定結果では。しかしこういう不完全燃焼な終わり方だと、「2016年大晦日、完全決着!」という動きが出かねないから怖い。
ピーター・アーツ×-○バルト(判定)
アーツが圧殺されて終わるのではと不安だったが、予想以上の頑張りにより判定までもつれ込む結果に。2Rにバックを奪ってチョークを極めかけたり、下から腕十字を狙ったりと、アーツがしっかり見せ場を作ったのは驚いた。バルトは3分3R動き続けられるスタミナは証明したし、アーツの打撃をおそれずに自分の戦い方をしっかりやり切った感じ。場数を重ねたらこのルールでは結構面白い存在になってもおかしくないのでは。
後半へ続く。人気ブログランキングへ