反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

RIZIN~SARABAの宴~の感想②

 少しずつ消化しとかないと後が詰まってるので、冒頭からの感想を。

 問題のチケット振替問題、振替の行列が長くて待っているうちに15時を回ってしまったのでヒヤヒヤした。さすがにこれは運営側の見込みと手際が悪すぎ。結果的に最初の想定よりいい席で見れたのは良かったけど。会場内は正直空席がかなり目立っていたが、29日は仕事がある人もいるだろうし、どちらか片方いくなら大晦日、という人の方が多いだろうから致し方ないか。

 オープニングの選手入場は見ているだけで気づくと汗だくになっていた。何というか、この空間にまた戻ってこれた、という感じ。

高阪剛○-×ジェームス・トンプソン(2R レフェリーストップ)
 トンプソンの12キロオーバーって…。減量しようという意志すら見えない数字だし、これはプロモーターサイドとの間で何か行き違いがあったのかなあ。
 開始と同時にトンプソンがラッシュを仕掛け、クリンチアッパーとヒザの連打。いきなり終わるか、とヒヤヒヤしたが、これを凌いだ高阪は逆にパンチを打ち込んでトンプソンをグラつかせる。テイクダウンを奪った高阪はハーフからパウンドを入れた後、亀になったトンプソンに鉄槌とヒザを打ち込み続ける。ストップしてもいい状況だったと思うが、スタンドに戻したトンプソンは高阪のローにパンチを合わせスリップダウンを奪う。スタンドでは高阪のパンチも入っているが、泥仕合の様相を呈してきた。
 2Rもスタンドの攻防が続き、トンプソンの一発が入ったら…と不安になったが、押し続けるのは高阪。最後は右の連打を入れてトンプソンが背中を向けたところでようやくレフェリーストップ。9年ぶりの復帰戦だがしっかりとコンディションを造り上げてきた高阪はさすが。世の中年男性は年齢を言い訳にしたらいかんね。

カルロス・トヨタ×-○キリル・シデルニコフ (1R TKO)
 レフェリーがビッグ・ジョン・マッカーシーなのでリング上がパッと見「3WAY?」という絵づらに。
 シデルニコフが開始早々スピードもキレもあるパンチ連打。フックを効かせトヨタを下がらせると、ラッシュを叩き込んでダウンを奪い最後はパウンド連打でフィニッシュ。戦績を見たらMMAの試合は5年ぶりらしいが、ロシアはこういう人材がゴロゴロしてるのか?実際問題「ゴロゴロしてる」ということがこの後の試合で明らかになるんだけど。

元谷友貴―フェリペ・エフライン(1R 無効試合)
 エフラインの打撃に臆することなくパンチを繰り出す元谷は、組み付きからテイクダウン。一度立ち上がりかけたエフラインを再度テイクダウンすると、バックマウントからおぶさるような体勢からパンチを入れる。おんぶから降りた後もテイクダウンを奪いペースを握る元谷だが、スタンドでの再開後にエフラインの右アッパーから左フックのコンビネーションがヒットし、一撃で仰向けにダウン。エフラインの計量オーバーにより無効試合となったが、事実上の逆転KO負けを喫してしまった。
 元谷はレスリング力の強化がよく出せていた試合内容だけに、一発もらってしまったのがもったいない。記録上は無効試合とはいえこれでUFCは確実に遠のいたはずで、あまりに痛すぎる敗戦。
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Commented by アンドレ・ホグ at 2016-01-02 00:34 x
高坂vsトンプソンは中年根性比べ大会という感じで、彼らの全盛期を知る自分はその衰えを感じつつも楽しんで見ることができました。

元谷vsフェリペは記事にあるとおり、もったいないなぁ、としか。昔よくあったブラジリアン柔術の選手が優位に攻めつつも、パワー系選手に一発もらっただけで負けてしまう。そんな感じでした。
Commented by nugueira at 2016-01-09 22:51
>アンドレ・ホグ様
 高阪は根性あったし、コンディションも仕上げてきてましたね。フェリペは体重オーバーもあり、非常にもやもや感だけが残る試合でした。
by nugueira | 2015-12-31 18:52 | その他(総合・寝技系) | Comments(2)