反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ガルシアvsマリナッジ

 エキサイトマッチを視聴。まずはWBC世界スーパーミドル級タイトルマッチ、バドゥ・ジャックvsジョージ・グローブス。
 1R、グローブスがジャブを起点に軽快に手数を出していく。グローブスのペースかと思われたがラウンド終盤、ジャックが右クロスを入れグローブスがダウン。いきなり出鼻をくじかれる展開。
 ダメージの残りそうな倒れ方をしたグローブスだが、2Rは持ち直しジャブの連打から右へつなげるコンビネーションで反撃。3Rも手数はグローブスだが、ジャックは狙い澄ました右ストレートをタイミングよく打ち込んでいく。4R、ジャックは攻め急ぐことなくグローブスの攻撃をいなしながら、タイミング良く打ちおろしの右。5R、グローブスは強めのパンチを増やし打ち合いの展開に持ち込むと、6Rも互角の打ち合い。グローブスは徐々に持ち直してきたか。
 7R、両者近距離でのパンチの応酬。ジャックは手数がやや足りないか。それでも時折鋭いカウンターを入れる。8R、ジャックはしつこくボディ。グローブスは嫌がっているか、後退する場面が増える。9R、圧力を強めるジャックはコーナーに詰めボディ連打。グローブスは苦しくなってくる。10R終盤にはジャックのカウンターのボディを食らったグローブスの動きがガクリと落ちる。しかし11Rはグローブスが右ロングフックを入れ、ジャックが一瞬効いたそぶりを見せる。最終ラウンドは両者消耗しながらの打ち合いとなり試合終了。
 どちらについてもおかしくないラウンドが多く判定の難しい試合だったが、判定はスプリットでジャック。1Rにダウンを奪い、それ以降も余裕を持って戦えたのが結果的に大きかったか。

 続いてWBA世界ミドル級タイトルマッチ、ダニエル・ジェイコブスvsセルジオ・モーラ。
 ジリジリと圧力をかけるジェイコブス。モーラの左フックの打ち終わりに右アッパーを合わせダウンを奪取!一気に距離を詰め仕留めにかかるジェイコブスだが、攻め急いでガードが下がったところにモーラの左フックをもらい、今度はジェイコブスがダウン!のっけからもの凄い展開に。
 2R、手数を出していくのはモーラだが、ジェイコブスは足元がおぼつかないモーラをコーナーに押し込んで攻勢。ロープ際で圧力負けするようにモーラが2度目のダウンを喫する。倒れた際に足を痛めたか、立ち上がった後モーラはファイティングポーズを取ることができず試合終了。フィニッシュはスカッとしなかったが、アクシデントがなくともジェイコブスが押し切っていたか。

 メインはウェルター級12回戦、ダニー・ガルシアvsポール・マリナッジ。
 1R、ガルシアはマリナッジが踏み込んできたところに左ジャブ。さらに返しの右も打ち込んでいく。まずはガルシアのペースでスタート。
 2Rもジリジリと圧力をかけるガルシア。マリナッジの打ち終わりを狙ってきっちりパンチを返していく。3R、ガルシアは強めのパンチを増やしマリナッジのボディをえぐっていく。4Rもガルシアのワンツーとボディがヒット。ラウンド終了間際にはガルシアの連打をもらったマリナッジが一瞬マットにグローブをついたように見える場面も。マリナッジはダウンこそせずに何とか凌ぐものの足の踏ん張りが効いておらず、ガルシアの圧力に押されっぱなしの展開が続く。8Rにはガルシアの左アッパー・左フックが立て続けにヒットするが、マリナッジは際でぎりぎりディフェンスをしているのか、ダウンせずに踏ん張る。
 迎えた9R、両目をカットしダメージの溜まっているマリナッジにガルシアは猛然と襲い掛かり、左右のパンチを強振。マリナッジがたたらを踏むようにロープ際まで後退し追撃をもらいかけたところでレフェリーが見かねたようにストップし、ガルシアが勝利。
 ウェルター級初戦となったガルシアだが、攻め急ぐことなくじっくりとマリナッジを料理し、ピンチと言える場面は皆無の完勝。ウェルターへのアジャストは問題なさそう、というよりここが適正階級なんだろうな。これから曲者揃いのウェルター級をかき回してくれることを期待。
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by nugueira | 2015-09-23 23:15 | ボクシング | Comments(0)