RIZIN旗上げ。「線」にならずとも、「点」として楽しむか?
2015年 10月 08日
事前に海外サイトで流れていた情報も多くサプライズ感は薄かったが、高田統轄本部長の登場には驚いた。タレントとしてそこそこ以上のポジションを築いているので、もう格闘技とは距離を置くのではないかと予想していたのだが。やはり高田にとって榊原氏は特別なパートナーなのかな。
大晦日イベント決定時の記事でも書いたのだが、ファンが望んでいるのは大晦日だけの「点」のイベントではなく、その後に「線」となってつながってくれる舞台。その意味でいうとRIZINについて今の段階では評価を下せない・・・というかリングで10分・5分・5分、フットスタンプや四点ヒザあり、と聞いてしまうと正直不安しか浮かんでこない。
とはいうものの、前言撤回になるのだが「点」のイベントとして割り切ってみると、非常にそそられるということを白状しておかないといけない。今回正式発表された唯一のカードである桜庭vs青木も、拒否反応が出るのはよく理解できる一方で、かつてPRIDEの空気を体感してきた人間にとっては正座をして見届けるべきカードだと思うんだよなあ。3DAYSイベントにビジネス的な勝算があるかは分からないし、会場に行くのは当然どちらか片方だけにするつもりだけど、結構悩ましい選択になってきた。
これからの追加発表で盛り上がるのか尻すぼみになるのか、かなり危なっかしい状況ではあるのだが、とりあえず今の時点では久しぶりの「大晦日格闘技」の空気を素直に楽しんでおこうかと思う。
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