反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ROAD TO UFC: JAPAN(Episode10)

 準決勝2試合目、石原夜叉坊vs西浦"ウィッキー"聡生。

 1R、両者スタンドで間合いを測りつつ、夜叉坊は細かいロー。夜叉坊がシングルレッグに行くが、これを切ったウィッキーが上をキープ。さらにサイドを奪うと、オモプラッタのように夜叉坊の腕を足で固めながらパウンドで削る。ブリッジで体を入れ替えたい夜叉坊だが、フィジカルの差かなかなか脱出できない。ラウンド終盤にようやくスタンドへ戻るが、このラウンドはウィッキーが取ったか。
 2R開始早々、ウィッキーの蹴り足をつかんだ夜叉坊がテイクダウン。ウィッキーは尻餅はつきつつも背中はマットに着けずクリーンテイクダウンを許さないが、夜叉坊もクラッチを離さず、2分近く上のポジションをキープする。スタンドに戻った後は夜叉坊の左がウィッキーの顔面を捉えれば、ウィッキーもアッパーを入れる。両者スタンドでは手数が足りない印象で、こうなるとテイクダウンの分夜叉坊の印象がいい。
 3R開始前、ジョシュから「テイクダウンは捨てていけ」と言われた夜叉坊は指示通りパンチの手数を増やす。タックルの動きをフェイントに入れつつパンチを出していく夜叉坊にウィッキーも応戦。ウィッキーのワンツーがヒットする場面もあったが、夜叉坊がジャブをウィッキーの顔面に着実に叩き込んで試合終了。判定で夜叉坊が勝利し、日本大会への切符をつかんだ。

 2・3Rはかなり微妙な内容で、ジャッジに不満を漏らしたウィッキーの気持ちも分からなくはないが、夜叉坊の積極性を評価したのは妥当な判断と言えるのでは。
 これで決勝のカードは廣田vs夜叉坊に決定。正直廣田の優位は動かないとは思うものの、経験の差を活かして勝ち上がってきた廣田に対し、夜叉坊はこの2試合での勝利を経験へと変えてきた。伸びしろという点ではまだまだ可能性を秘めている夜叉坊が、果たして世代交代を起こせるか。判官びいきかもしれないし番組に乗せられてしまっているかもしれないが、当日は場内に鳴り響く『ライオンの子』を聴いた時点で涙腺が緩んでしまいそう。

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Commented by みゆパパ at 2015-09-09 15:52 x
ウィッキーは3Rのカウンター狙いの作戦が裏目に出た感じですよね。
1Rもカウンター狙いではありましたが、下がらずプレッシャーはかけてたのに、3Rは何故か下がりながらの待ちでした。

どちらが勝ってもUFCで通用するとは思えないので、この番組限定で完結させて観るのが正解でしょうか。
そういう意味でも夜叉坊に気合い入れてほしいです。
Commented by nugueira at 2015-09-13 13:54
>みゆパパ様
 「どちらが勝ってもUFCで通用するとは思えない」、厳しいですが的を射た指摘です。夜叉坊には大化けしてほしいのですが…。
by nugueira | 2015-09-08 23:50 | UFC | Comments(2)