反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

パンクラス266&267

 パンクラスの地上波放送2回目を視聴。例によって各試合ともダイジェストだが、まあこんなもんかと思えばあまり気にならなくなる。

久米鷹介○-×奥野“轟天”泰舗(判定)
 久米が組んでからのポジショニングで圧倒。打撃でも奥野に逆転の隙を与えず完勝。結果は出せなかったRoad FC参戦だが、成長の跡を見せつけた。

ガイ・デルモ×-○高谷裕之(3R TKO)
 ダイジェスト映像が高谷の攻勢の場面ばかり流すもんだから「高谷がポイントでは劣勢で迎えた最終ラウンド」というシチュエーションが上手く伝わっていない気がするのだが、そんな編集の拙さをものともせず(?)高谷は3Rに左を繰り返しヒットさせると、最後は左フックをきれいに入れてデルモを粉砕。パンクラス初戦をインパクト十分のKOで飾ったが、しつこいグラップラーへの対処にはやはり不安を残した感じ。

マルロン・サンドロ×-○ISAO(判定)
 試合後にサンドロが雑誌上で猛抗議していた問題の一戦。結果を知ったうえでの感想ではあるんだけど、1Rはフラッシュダウンを奪ったサンドロ、2Rは細かく圧力をかけていたISAOだとして、問題の3Rをどう見るか。サンドロはテイクダウンは奪ったけど背中をマットにつけさせたわけではないし、その前後の時間帯はISAOが圧力と手数で押していた印象。この試合の判定について梅木レフェリーが言っていた「ドン、と大量の塩が入った瞬間ではなく、5分間サラサラと塩を入れ続けた量を判定する」という判断基準からすると、ISAO勝利はそれなりに妥当なジャッジのような気も。サンドロの打撃に臆せず最後まで圧力をかけていったISAOの戦いぶりは良かったし、逆に1Rのチャンスで一気に決めきれなかった辺りにサンドロの衰えを感じた。

レッツ豪太×-○鈴木槙吾(2R TKO)
 1Rはレッツがテイクダウンの後マット・ヒューズ・ポジションからのパンチで鈴木を削っていくが、2Rに鈴木が右ハイを入れると、動きの止まったレッツに左右のフックを連打で叩き込み逆転KO。おそらくベルトを賭けて再戦になるのだろうけど、王者とランカーの試合を迂闊にノンタイトルマッチにしちゃうからこういう面倒なことになる。

牛久絢太郎×-○朴光哲(2R TKO)
 序盤は牛久がケージに押し込む展開が続くが、朴は離れ際に上手く打撃を入れ続ける。2Rに入ると牛久の圧力が徐々に弱まり出し、距離が空いたところで朴が右ストレートをヒット。ダウンした牛久にパウンド連打を浴びせTKO勝利。実に倍近い年齢差のあるマッチメイクだったが、朴がキャリアの差を見せつけた。

中島太一×-○ビクター・ヘンリー(判定)
 グラウンド中心の攻防でスプリット判定になった試合をダイジェスト映像で見せられちゃうともうほとんど意味が分からないのだが、ヘンリーは倒された後の切り返しが常にすばやく、これで優位に立っていた印象。この辺は師匠のジョシュ譲りか。今後のバンタム級戦線にどう絡んでくるのかが楽しみ。

徳留一樹○-×J.J.アンブローズ (判定)
 アンブローズは序盤、左右のパワフルなパンチから首投げでテイクダウン。しかし徳留は難なくスイープするとトップをキープ。この後も徳留はスタンド・グラウンドともにアンブローズを寄せ付けず、フルマークでの判定勝利。北岡とのライト級王者決定戦にまた一歩近づいた、というかこのカードは組まなきゃ詐欺でしょう。
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by nugueira | 2015-07-04 23:22 | その他(総合・寝技系) | Comments(0)