反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ドネア復帰戦

 色々と書くネタがあったので後回しになっていたエキサイトマッチを順次消化。4月20日分から。

 まずIBF世界ウェルター級タイトルマッチ、ケル・ブルックvsイオナット・ダン・イオン。
 ブルックはとにかくハンドスピードが早く、1Rから突き刺さるようなパンチを次々とヒット。2Rには右ストレートからのアッパーでダウンを奪い、さらに再開後の追撃で2度目のダウン。実質ここで勝負ありか。
 3Rもやや狙い過ぎの感はあったもののキレのあるパンチを見せたブルックは、4Rに再び2つのダウンを奪取。イオナットはゴングに救われたものの4R終了時に棄権し、ブルックが圧勝で防衛。ポーターから王座を奪った試合はどちらかというとポーターを上手くいなしたという印象だったが、ここまで決定力のある選手だったとは驚き。

 2試合目はWBOインターナショナルバンタム級王座決定戦、赤穂亮vsプロスパー・アンクラー。
 赤穂は1Rから踏み込んで思い切りのいいワンツーを繰り出していき主導権を握ると、2Rは左ボディから右のおオーバーフックへつなげる。徐々にリズムをつかんできたか。
 赤穂ちょっと距離が合っていないのか空振りも目立ち、少々強引すぎる印象もあったものの、4Rに打ちおろしの右フックを立て続けにヒット。根負けするようにダウンしたアンクラーは立ち上がれないまま10カウントを迎え、赤穂がKO勝利。「大晦日に佐藤に負けた選手」という印象しかなかったものの、これで世界再挑戦も見えてきたか。

 続いてノニト・ドネアvsウィリアム・プラドのスーパーバンタム級10回戦。
 階級をスーパーバンタムに戻しての再起戦となるドネアは、1Rから強烈な左ボディ、さらに左アッパー連打でプラドを圧倒。2Rもガードを固めることしかできないプラドに叩き付けるような左フックとアッパーを連打し、最後はコーナーに詰めて連打したところでレフェリーがストップ。相手のレベルは差し引く必要があるにしても、スーパーバンタムならまだまだ面白い試合を見せてくれそう。サンタクルスが入れ違いにフェザーに行ってしまうのは残念だが。

 最後はWBO世界ライトフライ級タイトルマッチ、ドニー・ニエテスvsヒルベルト・パーラ。
 序盤からニエテスがジリジリとプレッシャーをかけていく展開。とにかくパンチのスピードとキレが凄い。パーラもスピードではニエテスと十分渡りあえているのだが、4Rに入るとニエテスがジャブ、さらに左フックをヒット。徐々にパーラを捉えだす。
 この後もニエテスはガードをがっちり固めながら間合いを詰めると、近距離でのパンチを着実にヒット。攻め時と守り時を上手く使い分けながら戦っている。8Rにニエテスが打ちおろしの右でダウンを奪うと、9Rにもカウンターの右をヒット。これで目の上をカットしたパーラに9R終了時でドクターストップがかかり、ニエテスが負傷TKO勝利で防衛。以前も同じ感想を書いた気がするが、階級的に日本人が戦う可能性は高いものの、この選手を崩すのは容易ではなさそう。
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Commented by みゆパパ at 2015-05-18 08:58 x
ドネアは誰をターゲットにするんでしょうね。
サンタクルスとはどちらにしても対戦実現は難しいと思われるので、リゴンドーへのリベンジを目指してほしいですね。

山中選手が階級上げてドネアとの対戦目指してくれないかなぁ。
マカオ興業とかなら実現できそうな気はするのですが。
Commented by nugueira at 2015-05-18 23:30
>みゆパパ様
 正直、今後の展開が見えにくいのは確かなんですよね。山中vsドネアはかなりリスキーですが、山中にはそれぐらいの大勝負を仕掛けてほしいという気もします。
by nugueira | 2015-05-16 23:27 | ボクシング | Comments(2)