反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

K-1 WORLD GPの感想(ワンマッチ)

 4月のK-1の試合映像を公式チャンネルで見た感想を。まずは-65キロのワンマッチから。

HIROYA×-○木村“フィリップ”ミノル(1R KO)
 開始から前に出て強いパンチを振るっていく木村に、HIROYAはローで応戦。しかし木村はHIROYAのローにパンチを合わせながらジリジリと圧力をかけ下がらせると、右ストレートを打ち抜きダウンを奪取。ダメージの残るHIROYAに再開後も追撃を入れダウンを重ねると、最後は左フックをもらったHIROYAが前のめりにダウンし勝負あり。
 相性的にHIROYAはガンガン攻めてこられると厳しいだろうと思ってはいたが、木村がその形にドンピシャでハメこんでみせた。戦いぶりも堂々としており、ゲーオ戦の勝利が自身につながっているのが見てとれる。

マサロ・グランダー○-×野杁正明(2R TKO)
 グランダーはリーチを活かしたパンチと跳びヒザ、さらにはハイキックと思い切りのいい攻撃を次々と繰り出していく。野杁はローで反撃していくが、ローブローからの再開後にグランダーの跳びヒザでまぶたをカットし流血。1Rの残り時間は凌ぐものの、2R開始と同時に勢いづいたグランダーの攻撃で再度流血しドクターストップ。ゲーオの代役で緊急出場のグランダーが番狂わせを演じてみせた。
 野杁にとっては不運なフィニッシュだったものの、そこまでの過程を見ればグランダーの勝利は決してフロックとはいえない印象。仮に今年も-65kgトーナメントがあるなら野杁とグランダーの再戦を組めばいいわけで、今後の盛り上がりという意味では面白い結果になったか。それにしても次回大会ですぐさま木村とグランダーのワンマッチを組むあたり、新生K-1の出し惜しみなし路線は実にいい感じ。

左右田泰臣○-×久保優太(判定)
 近距離のパンチで攻める左右田に、久保はミドルからのパンチで攻勢。優劣のつけづらい競った展開が続くが、2Rに左右田の左右のコンビネーションが久保の顔面を捉え、久保の動きが一瞬落ちる。
 3Rは後のない久保が攻勢をかけるものの、左右田の膝連打をもらい失速。この後も左右田のパンチに攻め込まれた久保は防戦一方となり、ホールディングによる減点も受けてしまう。判定で完勝を収めた左右田がゲーオ戦へコマを進めた。
 戦前の予想では互いにバランスのいい戦い方をする選手なので完成度の高さで久保が優位かと思ったが、左右田が泥臭い打ち合いに久保を引きずり込んでみせた。ゲーオ相手にも同じ戦い方を貫ければ面白い展開になると思うが、果たしてリベンジは成功するか。

 トーナメントの感想はまた後日。人気ブログランキングへ
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by nugueira | 2015-05-09 18:11 | K-1 | Comments(0)