反り立つ壁に撃沈。


by nugueira

ゲイジーvsパロミーノ

 やたら評判が良かったらしいWSOFライト級タイトルマッチの動画を見たので、感想を。

ジャスティン・ゲイジー○-×ルイス・パロミーノ(3R TKO)
 1R序盤からパンチを振り回し合う両者。大振りが目立つパロミーノに対し、ゲイジーはこちらも大振りながらきっちり有効打を入れ、さらにはパロミーノを抱え上げるようにテイクダウンとノンストップの猛攻。だがKO寸前かに見えたパロミーノが前進を止めず反撃していくと、大振りパンチがまさかのヒット。ゲイジーは一気にピンチへ追い込まれるが、バックを奪いパウンドを入れ続け再反撃。ゲイジーが浴びせ蹴りを繰り出したところで1R終了。
 2Rも前に出ていくのはゲイジーだが、パロミーノはタフネスぶりを見せパンチで反撃。ゲイジーは徐々にパンチで押し込まれる時間帯が増え、消耗戦の様相を呈してくる。だがこのラウンドからゲイジーはローの数を増やし、パロミーノも嫌がり始めてきた感じ。
 3Rもパンチの手数が減ったゲイジーにパロミーノが反撃を続けるが、前のラウンドからのローキックが徐々に蓄積。遂に右ローの連打を食らったところでパロミーノが崩れ落ちるようにダウンする。一度は立ち上がり再開するものの、またもローをもらい再びダウン。ゲイジーが追撃の鉄槌を入れたところでレフェリーが止め、大乱戦に終止符を打った。

 とにかくパロミーノの馬鹿げたタフネスぶりが試合を面白くしてくれた。これで逆転KOしていたら最高だったのに。ゲイジーは毎度ながら粗さの目立つ戦い方だが、それが今回の名勝負につながったのも事実。これから順次紹介していく「名勝負100選」にもこの手の試合はいくつか入っているのだが、やっぱり「魂の殴り合い」はレベルはさておき、見てる方のハートはつかんじゃうんだよね。
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Commented by スラッカー at 2015-04-02 11:59 x
自分はプライド時代のような技術のない(放棄した)「殴り合い」は正直好きじゃないです

ギルバートディエゴ戦の様に「勝つ為にはそれしかないという結果の打ち合い」なら燃えますがトンパチな殴り合いは如何なものかなと

今回の試合は・・・ゲイザーのアグレッシブさと打撃、スタミナは素晴らしいものがありますが、もう少しパンチの防御が何とかならないものかと歯痒く思いました
ちょっとベストバウトというのは違うような
ただ接近戦での浴びせ蹴りは創造性溢れてますよね
不発でしたが肘以上の予想のし辛さと威力がありますので
今回の様に終了間際の選択肢としては有効かと
Commented by nugueira at 2015-04-02 23:57
>スラッカー様
 自分もフライvs高山には批判的なのですが、一方でダンヘンvsショーグンには大興奮したので、ファン心理は難しいです。ゲイジーは引き出し自体は多いのでもっと丁寧に戦えば確実に勝てると思いますが、そうなると人気は下がりそうです。
Commented by みゆパパ at 2015-04-03 12:16 x
そうですねぇ、お二人のコメント非常に興味深いです。

スラッカーさん同様、この試合をベストバウトとすることはできないですよねぇ。

でも、マークハントの戦い方にはひたすら熱くなりますよねw
Commented by nugueira at 2015-04-03 23:01
>みゆパパ様
 選手の寿命を考えた場合もこの手の試合を絶賛しちゃいけないんでしょうが、理屈抜きでこういうのを欲している部分があるのも事実です。ハントの場合は「こういう試合やってても長生きしそう」という妙な安心感があるからまた困っちゃうんですが。
by nugueira | 2015-03-31 23:34 | その他(総合・寝技系) | Comments(4)